木原誠二の発言 (内閣委員会)
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○木原内閣官房副長官 お答えをいたします。
まさに国際社会が多様化をし、そして今御指摘いただいたいわゆるグローバルサウスと言われる国々の中で様々な特色を持った国が存在をし、またパワーが相対的に増しているというのが今の現状かなというふうに思います。
委員から、ロシアのウクライナ侵略に対する国連における様々な決議への対応、資料を持ち合わせておりませんので詳細には評価というかコメントは差し控えますが、この問題も含め、その他の様々ないわゆる地球規模の課題、エネルギー、食料、気候変動、保健、こういった問題を解決していくに当たっては、グローバルサウスと言われる皆さんとしっかり関係を強化して取り組んでいく必要がある、そのように認識をいたします。この点は委員と同じ認識だ、このように思います。
その際に、彼ら、いわゆるグローバルサウスの皆さんと関与するに当たっては、幾つかの点が非常に重要だと私自身思っております。一つは、やはりグローバルサウスそれぞれの国の歴史的、文化的な背景をしっかり理解をして対応するということが一点であります。その上で、そうした理解をした上でそれぞれの多様性を尊重していくということであります。この多様性を尊重するに当たっては、やはり法の支配を始めとする基本的な原則を遵守をしていくということは非常に重要であって、遵守をしつつ、分断を招かないための対話を行っていくということが必要であろう、このように思います。
まさにこうした点に留意をしながら、様々な、国際社会として協力して対応しなければできない深刻な問題について、まずはG7首脳との間で議論を深めていくとともに、その成果をインドが議長を務めるG20に引き継いでいくことが重要であろうというふうに思います。先般のインド訪問におきましても、岸田総理、モディ首相との間で、G7とG20で連携して国際社会の重要課題に取り組むということを確認したところであります。
そして、もう一点つけ加えますと、総理がインド滞在中に発表した、自由で開かれたインド太平洋、FOIPの新プランにおきましても、今申し上げたような考え方に沿って、各国の歴史的、文化的多様性を尊重した各国との対話によるルール作り、それから各国間のイコールパートナーシップを新たな中核的要素に据えました。その上で、国家レベルだけではない、人にも着目したアプローチを取っていくということにさせていただきました。さらに、FOIP協力の新たな四つの柱を打ち出し、FOIP協力を拡充をして、各国のニーズに力強く応えていく姿勢を打ち出したところであります。
引き続き、FOIPを含む様々な取組を通じて、各国との連携協力の輪を広げて、世界の諸課題にグローバルサウスとともに国際社会によって対応を主導していきたい、このように思っております。