根本幸典の発言 (文部科学委員会)
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○根本(幸)委員 おはようございます。自民党の根本幸典です。
今日は、質問の機会をいただいたことに、まず心から感謝、御礼申し上げたいと思います。
本日、私は、国立大学が果たすべき役割について質問をしたいというふうに思います。
私の地元には、豊橋技術科学大学という大学がありまして、現在、この大学では、我が国にとって極めて重要な基盤技術であります半導体とか、あとセンシング技術を得意分野としており、学内の施設において、大手企業、さらには地元企業と産学共同研究を実施し、愛知県の自動車産業等における技術革新、イノベーション創出に貢献をしております。
また、一月に、私、学校の方に行きました。実は、大学発ベンチャーの認定を受けていますパワーウェーブという会社がありまして、そこは、豊橋技術科学大学の卒業生、OBが豊橋に戻ってきて、起業して、そして、ワイヤレス電力伝送技術、いわゆる電気自動車にワイヤレスで電力を送電する、こういう技術の開発をしているのを見せていただきまして、そういったことも今大学の中で行われている。
さらに、豊橋技術科学大学というのは、高専の生徒の受入先の大学という役割も果たしております。そういう意味から、高専の生徒、さらには企業関係者を対象とした半導体の製作実習や講習会を開催し、大学の先端共用設備を活用した人材育成などを行うなど、大学関係者だけでない様々な関係者が共創活動を行う、こういった場所に今なっているところであります。
今申し上げましたように、全国の国立大学では、産学連携や人材育成など多種多様な共創活動が行われております。カーボンニュートラル、GXに関しても、大学施設でのネット・ゼロ・エネルギー・ビル化などの推進が社会実装の先導モデルを示すなど、大学での研究開発、実証実験がイノベーションや新産業の創出、さらに雇用の創出にもつながる可能性があります。
また、地域の人材育成の機能に加えて、地域の防災拠点であったり、あとは、地域医療の最後の拠点などの機能を果たしているのも国立大学であります。
しかし、その一方で、重要な活動の舞台となる施設に関しましては、この豊橋技科大もそうですけれども、昭和四十年代から五十年代に建てられたものが多く、老朽化問題が極めて深刻な状況になっております。
そのため、大学関係者だけではなくて産業界や自治体からも、古くて狭い旧来型の大学施設、よくある、大学の、廊下があって、両サイドに小分けした研究室がある、こんなような施設を改修して、地域のための共創活動が行えるような場、例えばオープンラボのような、こういったものにしてほしいという声が上がっているところであるというふうに承知をしております。
そこで、文科省にお伺いをしたいというふうに思います。
国立大学は、果たすべき重要な役割があるにもかかわらず、施設の老朽化が深刻であるというふうにお伺いしていますが、その認識について、現状についてお伺いをしたいというふうに思います。