平林晃の発言 (法務委員会)
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○平林委員 ありがとうございます。
オンラインの活用については、もう私も全く異論のないところであります。平日夕刻、あるいは土日、こういった時間にも対応いただけるとのことで、また、会いたくない当事者同士もオンラインであれば何とかできるなどの利便性があるということは、本当にそのとおりであると思います。
一方で、AI技術、本年度から検討されていくというお話でしたけれども、二年前の取りまとめの中にも様々書いてあって、質問させていただいているんですけれども、期待感がある一方、技術レベル、信頼に足るものではない、その活用の在り方、まだまだ検討が必要ということだと認識をしております。
AI技術については、今般の国会でも様々な議論があるようですが、現在、世界でどちらかというと懸念の報道が様々見受けられます。米国では、イーロン・マスク氏らがAIシステムの開発を六か月停止するよう提案をし、千三百を超える署名が集まった。イタリアでは、チャットGPTの使用を一時的に禁止するということが発表された。こうした動きで示されている懸念、まさにカーツワイルが論じた技術的特異点、シンギュラリティーですね、あの議論をほうふつとさせるものであります。
いずれにしましても、重要なことはあくまでADRの信頼性である、その上で、今後のAI技術の発展を注視しながら、仮にAIがADRの利便性向上に資する、ODRに使えると判断すれば活用を検討するなど、慎重な態度で臨んでいただくことが適切かと考えております。
時間となりました。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。