松本剛明の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○松本国務大臣 ありがとうございます。
まず、先ほどの話、両大臣に答弁をということでございましたが、おっしゃるとおりで、好事例の横展開、大変重要だと思っておりますので、河野大臣とも、デジタル庁と総務省がしっかり連携して取り組ませていただきたいと思っておりますし、また、自治体のDXにおきましては、これも御指摘がありましたように、住民の方々の利便性向上は大変重要でありますが、同時に、職員にとりましても負担の軽減につながることで、前向きに職員がまた新たな企画立案などができるようになることが望まれると思っております。
その上で、御質問を二点頂戴いたしました。
御指摘のとおり、総務省では、次世代の情報通信インフラであるビヨンド5Gを始め、量子通信やAIなど、最先端技術の研究開発などに取り組んでいるところでございまして、特にビヨンド5Gは、二〇三〇年代のあらゆる産業や社会活動の基盤となることが見込まれるもので、5Gの特徴を更に高度化するほか、新たに、従来の電気処理から光処理にすることにより通信ネットワークの消費電力を大幅に削減する超低消費電力や、従来の地上基地局に加えて衛星やHAPSを活用して、山間地域、離島、海上、上空なども含めた通信カバレッジの拡張などの機能の実現が期待されるところであります。
お話をいただいておりますように、昨年の臨時国会でお認めいただいた情報通信機構の新たな基金も活用して、光ネットワーク技術や非地上系ネットワーク技術といった我が国が強みを有する技術分野を中心に、重点的に支援を行っていく考えでございます。令和四年度内にはNICTに基金を造成し、その後、速やかに戦略的プロジェクトを組成し、お話がありましたように、各関係方面等に対しまして強力に支援をしていきたいと考えております。
二点目。おっしゃるとおり、人々がどの地域に住んでいても情報を手に入れられる環境、これを豊かで安心なものにすることは大変重要なテーマであるというふうに考えております。
そのため、デジタル基盤の整備を通じ、デジタル環境における地域間の格差をなくす視点が大切であることは御指摘のとおりでありまして、総務省では、昨年三月にデジタル田園都市国家インフラ整備計画を策定しまして、今、これも御指摘がありました、例えば光ファイバーについては二〇二七年度末までに世帯カバー率九九・九%などの整備目標を掲げるなど、光ファイバーや5Gなどの住民に身近なデジタル基盤の整備の加速化に取り組んでいるところでございます。
これも御指摘がございました、特に過疎地や離島、山間部など、地理的に条件が不利な地域での整備については、補助金による支援を行うとともに、自治体や通信事業者等で構成される地域協議会を開催し、個々の地域の実情を踏まえた整備を進めております。
また、先ほどビヨンド5Gについて答弁申し上げましたが、衛星通信サービスなどを含めて、将来的には、新しい技術に関する研究開発の成果を生かして、条件不利地域の環境整備を進めてまいりたいと考えております。
引き続き、地域の声を丁寧に伺いながら、国民の誰もがデジタル化の恩恵を実感できる社会の実現に向け、全力で取り組んでまいる決意でございます。
ありがとうございます。