階猛の発言 (財務金融委員会安全保障委員会連合審査会)
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○階委員 財務大臣、私と同じ岩手で、被災地の出身です。あの東日本大震災のときも、財源確保法というのを作ったんですね。当時、私は政権与党でしたので、この法案の策定にも関わりましたけれども、そのときの法案は、本則だけで百七十二条、条文がありました。今回はたった十四条です。
なおかつ、この十四条の法案で確保される財源のうち、確実に確保されるというものは、来年度以降に回される防衛財源のうち、たしか三・四兆円ぐらいだったと思っております。それ以外は、この間さんざん議論されてきたように、決算剰余金であるとか、歳出削減であるとか、あるいはまだ決まっていない増税とかということで、この法案が通っても三・四兆円しか確保できないんですよ。これで財源確保法案と果たして言えるのかどうかというのがまずあるわけですね。
少なくとも、もう増税をやると岸田総理も言っているわけですから、あの東日本大震災のときは、本則百七十二条のうち、かなりの条文が増税に関する部分だったんですね。当時の増税は、国民に理解を求めて、震災復興のために国民全体が協力しましょうということで、国民全体の協力を得てこういう法案を成立させたわけですよ。しかし、今回は、それは全く置き去りになったまま、ほとんど、一部の財源しか確保されていない。一部の財源しか確保されないような法案でお茶を濁そうとしている。
こんな十四条の法案では全く役に立たないと思うんですけれども、なぜこのような法案にしたのかということをお尋ねします。