林芳正の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(林芳正君) この海面上昇は、四方を海に囲まれた我が国にとっても重要な問題であります。また、我が国として、本件が太平洋島嶼国等にとっていかに切迫した問題であるか、十分に認識をしております。
先般、我が国は、気候変動に起因する海面上昇について、太平洋諸島フォーラム、PIFによる海域維持に関する宣言等を踏まえまして、気候変動により海岸線が後退した場合も、国連海洋法条約に従い設定された既存の基線の維持は許容されるという立場を取ることといたしました。この立場は本年二月のPIF代表団の訪日の際等にも私から先方に伝達をしまして、歓迎の意が示されたところでございます。
国連においても、同月の海面上昇に関する安保理の公開討論におきまして、我が国からかかる立場を改めて表明をいたしました。また、御指摘のG7外相コミュニケにおいても、G7として多くの国々の懸念を共有する旨の一致したメッセージを発出したところでございます。
今後も、国連等の会合及び各国との会談等の機会を捉えまして、我が国の立場を伝達しつつ、我が国として、国際社会における議論に積極的に関与し、引き続き、海洋秩序の維持発展、これに貢献していきたいと考えております。