杉山真人の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(杉山真人君) お答え申し上げます。
安全保障環境が急速に厳しさを増す中、防衛力の持続性、強靱性の基盤となる防衛施設の十分な機能発揮を確保することは重要であると認識しておりまして、このため、自衛隊施設に関して、武力攻撃等に対する抗堪性の向上、大規模自然災害対策、既存施設の老朽対策及び防護性能の付与等の整備を進めていく考えでございます。
その上で、自衛隊施設の現状について申し上げますと、防衛省は庁舎、隊舎など約二万三千棟の建物を保有しており、このうち、昭和五十七年以前に建てられ、旧耐震基準が適用された建物は約九千九百棟で、全体の約四割存在しております。また、平成十五年に自衛隊施設の性能に関する基本的事項を定め、防衛施設としての必要な性能確保を図ることを目的に自衛隊施設の基本的性能基準を定めておりますが、この制定以前に建てられた建物は約一万九千棟でございまして、全体の約八割存在しているところでございます。(発言する者あり)
お答えいたします。
今後の対応でございますけれども、全国に数多く存在いたします旧耐震基準適用の施設や、施設の機能、重要度に応じた防護性能等の付与が必要な施設につきまして、全国の各駐屯地、基地の整備計画を策定し、集中的かつ効率的に整備を進めていく必要性があります。
整備計画の策定につきましては、各駐屯地、基地の施設の現状を調査し評価した上で、耐震性能など構造物の基本的性能を確保するとともに、施設の重要度に応じた構造強化等の防護性能を付与しつつ、施設の集約化、再配置の検討を行っていくこととしております。
工事の実施につきましては、整備計画策定後、施設の老朽状況や駐屯地、基地の運用等を踏まえまして順次整備していく考えであります。耐震性能及び防護性能につきましては、おおむね十年後に全ての施設に対して措置できるように進めてまいりたいと考えているところでございます。