林芳正の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(林芳正君) このG7サミットでは他国の発言は紹介しないということになっておりますので、首脳間の議論の詳細を説明することは差し控えさせていただきますが、この核兵器禁止条約につきまして、我が国は核兵器のない世界の出口とも言える重要な条約であると考えておりますが、核兵器のない世界の実現に向けて、唯一の戦争被爆国として核兵器国を関与させるよう努力していかなければならないと思っておりまして、そのためにも現実的かつ実践的な取組を進めていかなければならないわけでございます。今回のG7広島サミットにおいても、こうした我が国の立場を踏まえて、G7メンバーと、各G7メンバーと調整してこの実際の議論に臨んだわけでございます。
今次サミットにおいては、米英仏を含むG7首脳との間で胸襟を開いた議論が行われまして、核兵器のない世界へのコミットメントを確認するとともに、NPT体制、これを維持強化していくことが唯一の現実的な道であるということを含めて真剣な議論が行われたところでございます。こうした議論の結果として発出されたものが、核軍縮に関するG7首脳広島ビジョンでございます。
なお、ドイツは、核兵器禁止条約第一回締約国会合にオブザーバー参加していらっしゃいますが、その際、あわせて、核抑止力を含むNATO加盟国の地位と相反する同条約に加入することはできないと明確に述べているというふうに承知をしております。
今次サミットの性格を、成果を踏まえ、より多くの核兵器国の関与を得るべく努力を継続しながら、現実的かつ実践的な取組、これを力強く進めていきたいと考えております。