林芳正の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(林芳正君) この核軍縮に関するG7首脳広島ビジョンにおきましては、核兵器のない世界という理想の実現に向けたG7首脳の決意や、今後我々が取るべき行動を示す力強い歴史的文書になったと考えております。
核兵器のない世界に向けた決意として、例えば冒頭のパラグラフでございますが、「我々は、核軍縮に特に焦点を当てたこの初のG7首脳文書において、全ての者にとっての安全が損なわれない形での核兵器のない世界の実現に向けた我々のコミットメントを再確認する。」と述べているほか、最後のパラグラフですが、「我々が望む世界を実現するためには、その道がいかに狭いものであろうとも、厳しい現実から理想へと我々を導く世界的な取組が必要である。」、こういうふうにしております。
また、道筋に関して、第三パラグラフですが、「現実的で、実践的な、責任あるアプローチを通じて達成される、核兵器のない世界という究極の目標」に関して、「日本の「ヒロシマ・アクション・プラン」は、歓迎すべき貢献である。」と述べております。
そして、ヒロシマ・アクション・プランの実施における新たな具体的措置として、今後の核軍縮の基盤を成す透明性に関しまして、中ロを含めて未実施である場合には、核戦力の客観的データの公表、NPT運用検討会議に核兵器国が提出する国別履行報告についての非核兵器国や市民社会との双方向の議論、そして民生用プルトニウムの対IAEA報告等の具体的な措置をとるよう首脳レベルで合意、確認し、呼びかけておるところでございます。
このように、G7首脳広島ビジョンでは、核兵器のない世界に向けたG7の決意、また具体的取組を記載しておりますので、これらについては記載がないという御指摘は当たらないと考えております。
なお、御指摘の核禁条約を含め、個別の事項についての記載の有無を含めて、G7首脳広島ビジョンの文言の調整過程については外交上のやり取りでございますのでお答えを差し控えなければなりませんが、G7首脳広島ビジョンは、軍縮・不拡散に関する我が国やG7メンバーの、各G7メンバーの立場も踏まえたものでございます。