中村和彦の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(中村和彦君) お答えいたします。
御指摘のとおり、気候変動あるいは新型コロナウイルス、紛争などの複合的要因に加えまして、ロシアのウクライナ侵略があったことによりまして、世界の食料安全保障への関心はこれまでになく高まっております。こうした状況の下、広島サミットでは、招待国を交えて食料安全保障の問題について率直な議論を行ったところでございます。
G7では他国の発言は紹介しないことになってございますので、議論の詳細は差し控えさせていただきますが、我が国は議長国として各国の様々な立場を注意深く聞いた上で粘り強く調整を行い、その結果、G7と招待国と共同で、お尋ねのあった強靱なグローバル食料安全保障に関する広島行動声明、これを発出するに至ったということでございます。
同行動声明においては、短期的な課題である世界の食料危機への対応、それから、より中長期的な取組である強靱で持続可能かつ包摂的な農業、食料システムの構築、これら双方につきまして招待国とともに具体的方策を示した、こういう点で有意義な成果であったというふうに評価しておるところでございます。
我が国としましては、この行動声明を基に、グローバルサウスの大生産国、大消費国を含みます幅広い各国とともに、引き続き世界の食料安全保障の強化に取り組んでいく所存でございます。
まずは、官民の幅広い関係者を交えた輸出国、輸入国間の対話、産消対話を、ロンドンに本部がございます国際穀物理事会、IGCと共催で六月に開催いたしまして、食料危機の際に各国が取るべき行動について議論する予定でございます。