尾上定正の発言 (外交防衛委員会)
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○参考人(尾上定正君) 平木先生、ありがとうございます。
御指摘のとおり、アメリカの装備品、特に航空自衛隊はFMSで輸入するものが非常に多いのが実態です。
以前は、F15にいたしましても、ライセンス国産ということで、一定程度の技術をライセンス供与して国内の産業がそれを製造あるいは修理をするということができておりました。ところが、F35等の最先端の戦闘機は、今ファイナル・アセンブリー・アンド・チェックアウトということで、言ってみれば、プラモデルを組み立てるようにそのパーツだけを輸入をして、それを国内で組み立てる、肝腎の中身についてはブラックボックスというのが実態なんですね。これは、アメリカの非常に強い技術の漏えいに対する危機感の結果、同盟国に対してもそういう機微な技術はリリースしないというのが今もうトレンドとなっております。
この結果生じることは、例えば修理が必要なF35について、診断はできますけれども、その中身の構成品の修理というのは、アメリカなりそれを製造している技術を持っている国に送り返さないと修理ができないということなんですね。結果、その修理に要する期間も延びますし、経費も高くなる。本当にタイムリーな修理をするということには非常に大きな問題があるということだと思います。
したがって、何を自前で持っておくべきかということは、そういったクリティカルな装備品の製造、修理に関わる技術ですとか能力、これはやはり国内で持っておくということが必要かと思います。