尾上定正の発言 (外交防衛委員会)

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○参考人(尾上定正君) 私もOBになりまして、民間のその厳しさというんですか、それを実感をしているところです。幸い、いろいろな活動をするに支障のあるようなことはありませんし、OBとして十分処遇をしていただいているなというふうに思っております。そういう意味で、自衛官のその待遇改善に取り組んでいただく、OBを含めてですね、いただいていることに感謝いたしたいと思います。ありがとうございます。
 OBについては、先ほどの癒着の話にも関連するかと思うんですけれども、やはりいろんな形で利益誘導を図りたいというその企業の意図があるのも確かだと思いますし、率直に申し上げて、自衛隊のOBは、職種、自分の与えられた任務を遂行するのに必要な技能を磨くことに一生懸命、三十年、四十年時間を掛けますので、民間の企業に就職、再就職をしたときにそれが本当に役に立つのかどうか。リスキリングという言葉はありますけれども、本当はそのリスキリングをしてOBをきちんと役に立つような働き方をしてもらうということが必要じゃないかなと思います。
 自衛官の定数というのは全然増えないということが三文書ではっきり書かれていますし、少子化を見れば、増やすと書いても実際に増やすのは難しいと思いますから、いろんな形でそのマンパワーを確保していく、そしてまた防衛に本当に必要なところにそのマンパワーを集中していくということが必要かと思います。
 その意味で、OBは非常にポテンシャルを持っていると思いますから、そのOBを自衛隊の能力発揮の場面でどういうふうに使っていくか。また、それを民間企業の皆様との間で、懸け橋というんですか、先ほど言ったように、民間の持っているその技術とそれから自衛隊の運用をつなぐ、交流させることが非常に重要になりますので、それをOBは十分果たし得るポテンシャルを持っているんではないかなと思います。
 したがって、処遇をしっかりしていただくということも十分必要だとは思いますけれども……

発言情報

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発言者: 尾上定正

speaker_id: 24799

日付: 2023-05-30

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会