西村康稔の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(西村康稔君) 御指摘のように、世界のエネルギー構造、需給構造、まさに大転換点にあるということだと思います。脱炭素社会を実現していかなければならないと同時に、経済、生活を支えるそのエネルギーの安全保障、安定供給、この両立を図らなければいけないという非常に難しい、極めて難しい課題に直面しているわけであります。そうした中で、原子力を含めあらゆる選択肢を追求していくと、このことが重要であるというふうに認識をしております。
 私自身、大臣就任以来、日本の原子力の最前線の現場も何度となく訪問し、その声を聞き、また高い技術力を自ら確かめてきたところであります。こうした中で、日本の原子力関連技術は、足下の電力安定供給の確保のみならず、中長期的なエネルギーを取り巻くグローバルな課題解決にもつながると、貢献する潜在的な大きな力を有しているものというふうに確信をしております。
 その上で、原子力の利活用に当たっては、まさに安全神話に陥った東電の福島第一原発の事故の反省と教訓、これをいっときたりとも忘れてはならないわけでありまして、今回の改正案の中の原子力基本法の中にもこの安全神話という言葉も書き込みまして、これ日本の法制史上初、初めてだと思いますが、そのことをいっときたりとも忘れないということ、そして胸に刻みながら安全性を最優先に取り組むということをお示しをしているところであります。
 そうした中で、今回、御指摘のように、再エネを最大限導入しながら、そして安全確保を前提とした原子力の活用に向けて、原発の運転期間に関する規律の整備を含むGX脱炭素電源法案を提出したところでございます。
 今後、国会での議論を始め、様々な場を通じて私どもの考え方をしっかりと説明し、原子力の利用に対する国民の皆様の不安や不信、こうした思いに応えて、幅広い御理解が得られるような丁寧な説明を徹底していきたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 西村康稔

speaker_id: 6755

日付: 2023-03-09

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会