西村康稔の発言 (経済産業委員会)

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○国務大臣(西村康稔君) 今、青山委員から経緯について丁寧に御説明をいただきまして、ありがとうございます。
 まさにこの輸出管理の運用見直し、まず大前提として、労働者問題とは全く別の輸出管理の問題であるということを申し上げた上で、かつ、これは日本国として判断していくものでありますので、何か協議を行うとかそういうものではないということをまず冒頭申し上げたいと思います。
 その上で、今経緯について御説明ありましたけれども、まさにフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジストの三品目について、当時、そもそも、この製品や取引の特性から短納期で発注されるものですから、そもそも輸出管理が難しいという、そういう面があります。その上で、御指摘があったように、韓国の輸出管理の運用そして体制、脆弱性、これは第三国に移転があるかどうか、あるいは軍事面に使われることがあるのではないかとか、こういった運用、管理面での懸念があったこと、このことから包括許可ではなく個別許可にしたというのが当時の経緯でございます。
 その上で、今回、個別許可をこの間三年ほど行ってきた中で、毎回個別許可をし、どういうふうに使われているかなど確認をしてきた、そういう実績がまずございます。さらに、入念に韓国側の体制、まさに輸出管理当局の体制、運用、これをどういうふうに行っているのか、そして制度の措置状況などを慎重に入念に検証をいたしました。そして、この三品目については、その取組、実効性の改善が認められたというところであります。また、御指摘のように、韓国側から、我が国の輸出管理に関するWTO提訴を取り下げる旨の発表がなされたところであります。
 こうしたことを踏まえて、我が国の判断として、この三品目については輸出管理の運用見直しを行うということにしたわけでありまして、何か輸出管理措置を解除とかですね、そういう表現を我々使っておりませんし、三品目の運用の見直しを行ったということであります。
 ちなみに、御指摘がありましたホワイト国の取扱いについては、現段階で何も決まっているわけではございません。御指摘ありましたように、二〇一九年の当時、まさに韓国においては、法令に基づく、通常兵器のキャッチオール規制と言われていますけれども、この制度が未整備であると、あったこと、それから輸出管理体制が脆弱であったという今のお話、それから三点目、お話あったように、二国間の政策対話など一定期間開催されておらず、信頼関係、これが構築されていないというそうした判断で、輸出管理の厳正な執行のために当時見直し、ホワイト国の扱いを変えたわけであります。
 現段階で何も決まっているわけではございません。今申し上げたような点をこれからどういう形で我々として確認していくのかということはありますけれども、結論ありきではなく、これはしっかりと検証して、韓国の対応を、状況を見極めていきたいというふうに考えております。いずれにしても、我が国として責任ある判断を行っていくということでございます。

発言情報

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発言者: 西村康稔

speaker_id: 6755

日付: 2023-03-17

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会