西村康稔の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(西村康稔君) 御指摘のように、この三品目についての韓国との貿易状況、個別の許可ということになっていますけれども、確認をしまして、確かに一部品目で韓国への輸出量が従前より減少しているものがございます。韓国で国産化が進んだものもあると思いますが、全体として見れば、日本の国際競争力については引き続き高いものがあるという認識でおります。ただ、御指摘のように、技術や人材の流出が国際競争力の低下を招いていると、この懸念する声があるのも十分承知をしております。
こうした課題につきましては、まず法制度面の対応として、不正競争防止法、これにおきまして、営業秘密の不正な取得や使用、これを差止めなど民事措置あるいは刑事罰の対象としているところであります。平成二十七年の法改正では、海外での使用目的の不正な行為についてより高額な罰金額の上限を設定するなどの重罰化など、法を強化することとしておりますし、企業の秘密情報の適切な管理を促すため、制度周知や普及啓発に力を入れているところであります。この不正競争防止法、しっかりと運用していきたいというふうに考えております。
あわせて、技術者の流出を防ぐために、優秀なそうした技術者の適切な処遇、この実現も重要でありまして、経産省として、まさに人的資本経営等推進する中で、博士号を持った博士人材など専門人材に対して、既存の報酬テーブルにとらわれず、高度な専門性を踏まえた魅力的な報酬、こうした体系を設定すべきとの考えを産業界に発信をしているところであります。
いずれにしても、処遇も改善をしながら、不正競争防止法の運用もしっかりとやって、技術の流出、人材の流出を防いでいきたいというふうに考えております。