伊藤元重の発言 (経済産業委員会)

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○参考人(伊藤元重君) よろしくお願いします。
 政府にできることってたくさんあると思うんですけど、二つだけ特に今日はお話しさせていただきたいと思います。
 一つは、やっぱり社会全体のコミットメントだろうと思うんですね。二〇二〇年の十月に時の菅総理がおっしゃるまで、正直、企業の方と話しても、この脱炭素の動きに対して、非常にやっぱりそれほど、鈍いと言うのはちょっと言い過ぎなんですけれども、余り積極的でないような印象を受けたんですけど、やっぱり政府が二〇五〇年までにゼロにするということを公式に言ったことのインパクトは大きかったと思うんですよね。そして、すぐ続いて二〇三〇年目標が出てきて、そして今回、岸田総理の下でこういういろんな一連のことが出てきて、多分、国際情勢も今後かなりまた変わってくる可能性もあるわけですから、そういう意味では、常に大きな大どころで政府がどういう姿勢を示すのかと。海運でいえば灯台みたいなものですよね。灯台みたいなもので方向性をきちっと示すということが非常に重要だと。
 もう一つは、ちょっと今更ながらなんですけど、やっぱり悪魔は細部に宿るんだと思うんですね。例えば、先ほどから太陽光の話が出てきますけど、太陽光の一つの設置についてもいろんなやっぱり制度的な制約だとか、あるいは自然のほかの問題との確執だとかいろいろなことがあるんだろうと思いますから、そういう意味で、そのボトルネックだとか、実際に運用するときの細かい点について、どうやってその都度その都度きちっと解を示していくのかと、これはやっぱり政府にとって非常に重要な役割だというふうに思います。

発言情報

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発言者: 伊藤元重

speaker_id: 24102

日付: 2023-04-20

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会