保坂伸の発言 (経済産業委員会)
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○政府参考人(保坂伸君) 我が国におきまして電力料金が若干ほかの欧米よりも抑えられている一つの要因としてまして、欧米諸国と比較しますと、LNGの長期契約比率が高く、比較的安定してLNGを確保してきたものと承知をしてございます。他方、足下、スポットの価格はまた非常に低いところに戻っておりまして、非常にその長期契約とスポットの契約をどういう比率にするか難しい課題でございます。
他方で、昨今の供給不安などの情勢を踏まえると、LNG調達への政府の関与をより一層高めながら戦略的に取り組む必要があると考えております。政府としましては、民間事業者がLNGの長期契約を結びやすくなるよう、積極的な資源外交を通じた生産国への働きかけや、JOGMECへの出資や債務保証等を活用した日本企業の権益取得を後押ししてまいりたいと考えております。
その際、エネルギー需給の不確実性や余剰リスクに対する対応も重要な視点でございまして、このため、長期契約で取得したLNGについて、需給状況に応じて柔軟に対応できるよう、第三者への転売を禁止する仕向地制限の撤廃に向けた取組を引き続き進めていきたいというふうに考えている次第でございます。