松浦一夫の発言 (憲法審査会)
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○参考人(松浦一夫君) 先ほど長谷部参考人の方からおっしゃったことなんですけれども、平時と有事といいますか、平時と非常時の区別というものを截然と分かたなければいけないと。どこからが非常時でどこまでが平時なんだということについての判断というのは非常に難しい問題があると思います。
例えば、自民党の緊急事態条項も、平成二十四年でしたか、発表されて、一度手直しされていますけれども、その非常事態宣言を出すということに対して国会がこれを承認するかどうか。国会の承認がなければこれは失効するわけですね。ですから、政府単独でもってこれを行うということはできないわけで、ただ、その非常時というものを政府がどう考えるか。
選挙などについても、できるできない、どの地域ができてどの地域ができないのか、あるいは広域的にもうできないのか、全部やめてしまったらいいのかというのは、その状況によって全部違ってくると思うんですね。ですから、一律にこれを、私ももちろん総選挙ができれば、なるべく早くできた方がいいというのはそれはもう当然のことなんで、ただ、それができないときにどうするかという話を今させていただいております。
ですので、これはケース・バイ・ケースで、緊急時なんて、緊急事態を宣言するなんということはめったにやっちゃいけないことなんですよ。それをやらざるを得ない状況というのがそれは何なんだということを、まずこれをはっきりさせなければいけないということなんだろうと思います。