安達澄の発言 (財政金融委員会)

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安達澄君 無所属の安達澄です。どうぞよろしくお願いいたします。
 昨年十一月一日にこの委員会で取り上げた官民ファンドの一つ、株式会社クールジャパン機構のその後の状況について、財務省としての見解をお聞きします。
 前回の質問の後、昨年十一月二十二日ですけども、財政制度等審議会財政投融資分科会が開かれて、有識者の方々からクールジャパン機構について、これまで以上にまた厳しい指摘がありました。審議会でも配られた昨年度の財務諸表を見ると、クールジャパン機構は約七十億円の売上げがあって、そして原価が約百三十億円、さらに販売、一般管理費が二十億円、結果、約八十億円の赤字です。その赤字がたまりにたまって、累積赤字が三百億円を超えています。二〇一三年からスタートして、九年たっています。
   〔委員長退席、理事大家敏志君着席〕
 私自身、クールジャパン機構が言っていることとやっていることがもうずれまくっていて、そして本来の政策目的と懸け離れた事業が多過ぎると考えています。任期の前半に所属していた経済産業委員会でも指摘をしていたんですけども、その後ほとんど何も変わっていません。
 当然のことながら、所管官庁である経済産業省の責任が大きいわけであって、とりわけ経済産業大臣のリーダーシップや決断力がないゆえに問題がずっと先送りされていると思います。
 また、昨年十一月の審議会の中では、委員会メンバーの一人、中里上智大学准教授から次のような指摘がされています。補助金でいうと、補助金の目的外使用であると。私も全くそのとおりだと思います。私も地元大分で補助金をもらって事業やっていたことがありますけども、そのとき、目的外の使い方をしていないか非常に細かく役所の方にチェックされたことを覚えています。補助金についてはその適正化に関する法律もありますので、当然のことだとは思います。
 その経験からすると、このクールジャパン機構がやっていることが許されるのか。財政投融資と補助金の違いはあれど、許されるわけがないと思います。
 ここで質問ですけども、国のお金を預かり、そして出資者である財務省は、この補助金でいうと、補助金の目的外使用という中里委員のもっともな御指摘に対してどう反論できますか。

発言情報

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発言者: 安達澄

speaker_id: 29604

日付: 2023-03-09

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会