齋藤通雄の発言 (財政金融委員会)
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○政府参考人(齋藤通雄君) お答えを申し上げます。
国有財産でございますけれども、私ども財務省が管理をしております国有財産台帳ベースで、全体で約百二十六兆円ございます。大きく分けますと、国有地、不動産の類いと、それから政府保有株式、出資財産というふうに分けられるわけでございます。
まず、不動産の方でございますけれども、この中には、国の庁舎など、そもそも法律上売却することができないようなものというものも含まれております。売却候補という意味で申しますと、いわゆる未利用国有地ということになってまいりますが、私どもで把握しております一般会計の未利用国有地のストック、令和三年度末時点で四千八百四十一億円ございます。ただ、この未利用国有地のかなりの部分は、地方公共団体等が公共施設等の用地として利用する予定であったり、あるいは境界確定等が必要といった特殊事情があるなど、早期に売却を行うことが困難な財産でございます。それらを除きまして、一般競争入札で売却を予定しているものとなりますと二百九十億円ということで、金額的にはかなり限られているという状況でございます。
それから、政府保有株式の方でございますけれども、こちらは、当該法人を通じて、政策目的を達成するために主務省の判断に基づいて国が保有をしているものでございます。したがいまして、政府保有株式の売却につきましては、主務省において法令の規定の趣旨等を踏まえた政策判断が必要というふうに考えております。
現状におきましては、私ども、東京メトロの株式につきまして売却の検討を進めておりますけれども、こちらの方は東日本大震災からの復興財源として活用するということが法律で定められており、それを除きますと、現時点で売却可能な政府保有株式があるとは承知をしていないところでございます。