野村哲郎の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(野村哲郎君) 山本委員は、前の金子農水大臣の後に出ておいでになりましたので、さすがにやっぱり漁業についてはお詳しいなというのを今聞きながら気付いたことでありますが、特に長崎県というのは、全国でも北海道に次いで二位の漁獲高を上げておられるという、大変すばらしい一大漁業県であるという認識はいたしております。
ただ、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、アジ等が全国第一位の漁獲量は誇っておられるんですけれども、なかなか不漁がやっぱり続いている。そのほかのものも続いている。イワシもそうでありますし、またほかの魚種にも大変上がらない、生産の上がらないものもあるということでございまして、そういう認識はいたしておりますが、一方、長崎県におきましても、サバ類の漁獲量の減少による漁業生産量の減少なり、あるいは漁業生産、就業者の減少、高齢化など、こういったことも挙げられますけれども、ただ、農業と比較してみますと、やっぱり漁業者は若いなというのをつくづく感じておりまして、特に六十歳以上ということになりますと、農業の場合は七八%ぐらいあるんですけれども、漁業者の場合は六〇、いや、六〇じゃない、四〇、いや、違う、失礼しました、漁業者の場合は三八%だということで、比較的若いということがこの数字からは言えると思いますけれども、それだけにやっぱり重労働のところも農業に比べるとあるから、やっぱりお年寄りでは非常に無理もあるんだろうと。ですから、こういうふうな、農業と比べると平均年齢というのはお若いんだろうなと、こんなことも考えておりますが。
どこも漁業者のところは共通の課題を抱えておりますが、やはりそれは、先ほどもちょっと申し上げましたが、水産資源の適切な管理、これが一つ、それから水産業の成長産業化の実現を目指す所得向上、こういうのをどういうふうにしてつくっていくのかというのは、これは大きな課題でもありますが、さらには年齢バランスの取れた漁業就業者構造の確立、こういったような水産改革。特に、水産改革と一言で申し上げましたけれども、これはやっぱり水産資源の管理、TACが中心になると思いますけれども、このことにやっぱり重点を置きながら私どもはやっていきたいと、こういうふうに考えております。