赤池誠章の発言 (文教科学委員会)
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○赤池誠章君 重要なのはもちろんでありますが、それに沿って本当に文部科学省の各種発行物が出されているのかという評価に関してはお答えはいただけなかったわけであります。
当然、今御説明いただいたとおり、文科省は国の行政機関でありますし、先ほども申し上げましたが、国語を所管をしているわけであります。国民に分かりやすい表現や用語を用いることが当然大前提であります。
ここでは一々、逐一実例を挙げるつもりはありませんが、昨今の文科省の各種資料やホームページを見ておりますと、国民に浸透しているとは言い難い片仮名用語を用いたり、同様に、概念として様々な解釈がある用語を定義することなく用いたり、果ては日本語でもなく英語でもない造語すらあって、説明がなければ分からないものもあるわけであります。国民と向き合う行政機関の姿勢としていかがなものか、そもそも国民と向き合う意識が薄いのではないかと感じてしまうところもございます。
例えば、情報を伝える職業、非常時の任務に従事する方々というのは、広く国民に向き合う、そして国民に与える影響が大きいことから、誰にでもすぐ分かる言葉を、人によって受け止め方が異なる言葉を使っていては人の命に関わることが出てくるからであります。それは、公共の精神に基づく高度な職業意識、プロ意識なのだと思います。文科省にも用語、表現の基準、ルールが、先ほど官房長御説明いただいたとおり、あるのであれば、それらを取り決めたるその理由があるわけでありますから、原点、根拠をしっかり、改めて各部署しっかり周知徹底をしていただいて、国家公務員との姿勢としていま一度認識し直していただきたいと存じます。
次に、最近取り沙汰されるようになってきた生成AIという技術の取扱いについてお伺いをいたします。
とりわけ、チャットGPTが出てまいりまして、その目新しさと便利さに人々の関心が集まっているわけであります。しかしながら、便利さというのは、人が生きていく上で大変有り難く、有り難いものである反面、頼り過ぎると本来備えるべき能力が育たなくなることもあります。それは主に考えるという思考力の部分だと思っております。
文科省の職務の原点には教育基本法があり、教育課程においては学習指導要領があり、そこには教育内容の本質、本旨が書かれております。生成AIが教育に与える影響を考えるときは、これらの原点を忘れることなく、その上での指針、ガイドラインだと思いますが、基本認識としてどう考えておりますでしょうか。見解をお伺いしたいと思います。