赤池誠章の発言 (文教科学委員会)

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○赤池誠章君 前半は以前から聞いてきたことということで、後半の部分、私が今回質問した悪用防止というところでも全国各地で取り組み始めたということでありますから、改めて、生成AIという、これからガイドライン出されるわけでありますが、様々な想定しない状況が出てくるわけでありますから、やっぱりそれに対して機動的に対応していただきたいというふうに思います。
 生成AIにつきましては、初中局のみならず、著作権という関係であれば文化庁、また論文作成における研究不正といえば高等局であったり、研究開発、研究振興、科学技術、様々な分野に波及するわけでありますし、既に様々な問題点が出てきているわけであります。
 それらの論点整理や指針、ガイドライン作成は今行われているところだというふうに全体としても聞いているわけでありますが、改めて、原点、教育の目的には、人格の完成とともに、国家、社会の形成者等という原点があるわけでありますから、学んだ知識や技能を何のために生かすかというその原点を見失わないように、ましてや悪用するということがあってはならないという倫理観、規範意識の徹底を再度再度お願いをしたいと存じます。
 いつも課題の根幹を考えるとき、当然ですが、なぜという原因と、どうしたらよいのかという解決策というものも考えるわけであります。その際、今までの積み重ね、経験値、つまり、継続性も考えつつ、知恵を使って総合的に今あるものを生かすことを心掛けております。
 ちなみに、この知恵というのは、学習指導要領等にある学力の三要素ではないかなということを思っております。学力の三要素、一、基礎的、基本的な知識、技能の習得、二番、思考力、判断力、表現力等の、まあ応用力と言っていいんでしょうか、三番、生涯学び続けていく意欲という形で、学力の三要素、文科省が一貫して取り組んでいるわけであります。この学力の三要素というのは、知恵というものと同義ではないかなということを私は考えております。
 残念ながら、最近は行き過ぎた個別最適化の結果、ほかとの整合性が取れず、新たな課題を生んだり、分断につながったり、必要のない衝突を発生させたりして、結局行き詰まってしまうような事例が多発しているようにも思います。
 行政においても、行き過ぎた縦割りや細分化に加え、総括部門が存在をしていないのではないか、官房や管理職がもう本当に機能しているのか、そんな無責任な状況を感じざるを得ないわけであります。
 これらのなかなか結果につながらない案件に対して、もう一歩知恵を絞って、知恵を使って、少し引いて俯瞰的に見たり、既に存在している方法でつないでみたり、原点に立ち直って構築し直したりすると、思いのほか相互作用も働いて、双方に利益が得られる関係、ウイン・ウインの結果を導き出すことができたりするものであります。
 こういった現状の中、昨今よく耳にする、目にするようになりましたのが、ウエルビーイングという概念、発想であります。ただ、この用語が使われている様々な発信物を見ていると、発信者やその環境や状況に微妙な差異があるように取れます。今回質問にするに当たって、文科省として、ウエルビーイングの定義を確認したところでありますが、今まで発信してきた際の、それぞれでですね、それぞれの部署で、文化庁、スポーツ庁、それぞれの部署でこういう意味ですというのは出てまいりましたが、共通の定義として何かあるわけではないというのが回答でありました。
 それだと、発信者と受け手の間に認識のずれが出たり、そもそも文科省内で認識のずれがあったり、はたまた文書によって微妙な差異があるようでは混乱を生むだけではないかと思うのですが、文科省として、ウエルビーイングの定義に関する取扱いの現状を伺います。

発言情報

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発言者: 赤池誠章

speaker_id: 5194

日付: 2023-06-13

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会