藤江陽子の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(藤江陽子君) 委員御指摘の点でございますけれども、本年三月に取りまとめられました次期の教育振興基本計画についての中教審の答申におきまして、日本社会に根差したウエルビーイングの向上ということが総括的な基本方針の一つとして掲げられているところでございます。
その背景といたしましては、経済先進諸国において、経済的な豊かさのみならず、精神的な豊かさや健康までを含めて幸福や生きがいを捉えるウエルビーイングの考え方が重視されてきており、OECDなどにおいて様々な指標を用いて測定されるなど、国際的にもウエルビーイングの向上が共通に目指すべき概念として捉えられてきているということがあるということが指摘されております。
その上で、答申におきましては、ウエルビーイングの捉え方は国や地域の文化的、社会的背景により異なり得るものであり、特に我が国においては、自己肯定感や自己実現といった個人が獲得、達成する能力や状態に基づく要素と、利他的、協働性、社会貢献意識などの人とのつながりや関係性に基づく要素を調和的、一体的に育んでいくことが重要な意味を有するというふうにされているわけでございます。
こうした考え方を調和と協調に基づくウエルビーイングとして、我が国の特徴や良さを生かすものとして国際的に発信することが重要とされており、先般開催されたG7教育大臣会合においても日本から提案し、成果文書にも盛り込まれたところでございます。