宮口治子の発言 (文教科学委員会)
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○宮口治子君 ありがとうございます。
私も大臣の思いと全く同じで、やはりバザーはすごく大変だったなということと、大臣が会長だったら、すごくもっとてきぱきいろいろできていたのかななんて思いますけれども、お父さんもいないということで、今いろいろ変わってきているとは思いますけれども、私の地元のテレビ局とネットニュースが共同で行った広島県内の私立幼稚園対象のアンケート、これによりますと、回答があった五十二園のうち、既に八園がPTAを廃止にしておりまして、困っていると答えた園が十二園、課題があるとの回答が六園で、半分の園がPTAの運営に苦慮する実態となっていました。
安芸郡府中町の認定こども園つばめは、四百人弱の園児が在籍するマンモスこども園なんですが、園が幼稚園から保育園機能も担うこども園に移行するのに合わせて、親の共働き世帯が増えることを勘案してPTA活動を廃止しました。そうすると、こども園になることで職員が増えて、PTAに協力してもらっていた仕事を職員で分担できるようになったので、大きな問題は起きませんでした。それどころか、あらかじめPTAの仕事がないところを選んだという理由で、何と入園の希望者が増えたそうです。
もちろん、アンケートの回答には、保護者同士の関係性が希薄になっているからこそPTAは必要であるとか、子供たちのために何ができるかを考える機会や組織はあり続けてほしいという、PTAは必要だといった声もありました。
また、昨年、創立百五十周年を迎えた尾道市立高須小学校では、二年前に、時代に合わせたPTA改革というものを行ったそうです。
半強制的なクラス代表制度、これを廃止して、行事ごとなどに必要なときに協力者を募集するボランティア制度というのを採用しました。行事や取組の内容も見直して、新たな星空映画祭といった新規イベントの立ち上げや、学校予算では賄えない必要な備品の購入のためにベルマーク集めは必要な行事として残して、整理作業を親子楽しく仕分ける形にしてボランティアを募り、成果を上げているんだそうです。そういった取組内容はすぐに保護者にメールで配信したりして、詳細を共有できる活動の見える化にもこだわっています。
PTAの活動に、ボランティアに参加される皆さんには、全ては子供たちの笑顔のためにという共通の思いがあるそうです。高須小学校のPTA会長さんは、ボランティアが集まらなければ、できる人数でできる形に活動を変えればいい、できることは何かをみんなでゆっくり考えればいいというふうにおっしゃっています。
コロナ禍を経て、既存の形でのPTA活動には無理が出てきています。新しいPTA活動の取組や、それに対する支援が必要になっていると思います。大臣におかれましては、現状に見合った柔軟な、保護者と学校、そして地域の連携支援というのをお願いしたいのですが、これからのPTAのあるべき姿、また、文部科学省としてどのような支援を行っていこうとしているのかをお聞かせいただけますか。