小尾尚子の発言 (法務委員会)

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○参考人(小尾尚子君) ありがとうございました。
 在任中は第三国定住についてもいろいろと意見を申させていただいていたところでございますが、実際にパイロットがミャンマーのケースから始まりまして、それがタイのキャンプから三十人という最初のパイロットですね。それがマレーシアに移って、今はミャンマーという国籍を取り払って、むしろアジアで難民として存在している人たちを第三国定住のプログラムの中で日本にお呼びしようというプログラム、これ段階的に拡充してきたということで、非常に喜ばしいものだと考えております。
 将来的には、アジアだけではなく、例えば、世界を見渡しますと、アフリカであるとか中東であるとか、難民として過ごしていらっしゃる方の数というのは年々増えているという状況にもございますので、このプログラムの一層の拡充、そして質の向上というのが望ましいことではないかなと思っています。
 それプラスもう一つ、日本の中で現在進行形で起こっているのは、いわゆる民間による、大学であるとか民間団体による難民の受入れということも非常に盛んになってきている。これはもう世界に先駆けて、例えば奨学金の制度を使って大学が率先的に難民の学生を受け入れて、将来、例えば国に帰ったときに国づくりに役立つような人材をどんどん育てていこうと、こういったことは世界の中でも非常に注目されているということもございますので、今後は、官のプログラム、民のプログラムというふうに分け隔てするのではなくて、官と民が一体になる形で、難民の受入れというものがどのような形で行い得るのかということを考えていただければよろしいかなと思います。
 ありがとうございます。

発言情報

speech_id: 121115206X01620230523_043

発言者: 小尾尚子

speaker_id: 7414

日付: 2023-05-23

院: 参議院

会議名: 法務委員会