加藤勝信の発言 (本会議)
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○国務大臣(加藤勝信君) 森屋宏議員の御質問にお答えいたします。
データや知見の収集及び情報共有等の体制整備についてお尋ねがありました。
今般の新型コロナ対応の課題を踏まえ、昨年十二月に感染症法等を改正し、医療機関による発生届の電磁的方法による入力等を推進をしております。また、医療分野でのDXを推進する際にも、次の感染症危機に備えることを重要な視点とし、引き続き感染症対策に関する情報基盤整備を検討してまいります。
さらに、厚生労働省としても、引き続き、WHO等から海外の知見を収集するとともに、新たに創設するべく法案を提出している国立健康危機管理研究機構等において科学的知見を集約、分析する体制を確立し、得られた知見等を政府内において活用するとともに、自治体等の関係機関に迅速に共有をしてまいります。
その上で、平時から、都道府県や保健所設置市区、地域の医療関係者等から構成される都道府県連携協議会を立ち上げ、情報共有の在り方などを協議しておくことを通じて、感染症発生、蔓延時に各種のデータや科学的知見が速やかに情報共有され、迅速に対応できるようにしてまいります。
人獣共通感染症への対応についてお尋ねがありました。
人と動物は相互に密接な関係があることから、人獣共通感染症に対しては、ワンヘルスの考え方に基づいて総合的に対応していくことが重要であります。
厚生労働省においては、医師、獣医師の届出から発生動向を監視するとともに、関係省庁等と連携し、愛玩動物、野生動物の感染症に関する調査研究、海外からの動物の輸入禁止や輸入届出の措置等により感染症の国内侵入の防止等に取り組んでおります。
内閣感染症危機管理統括庁の設置等により司令塔機能が強化される中で、厚生労働省としては、感染症対策部や、今国会に関連法案を提出している国立健康危機管理研究機構、いわゆる日本版CDCの設置等により、人獣共通感染症対策も含めた感染症対策を強化し、関係省庁等ともより一層連携を図ってまいります。
ワクチンや治療薬等の確保についてお尋ねがありました。
ワクチンの生産体制については、令和三年六月に閣議決定されたワクチン開発・生産体制強化戦略に基づき、関係省庁とともに国内企業への必要な支援を引き続き行ってまいります。また、治療薬など医薬品については、厚生労働省において次なる感染症危機に備えた重点感染症の暫定リストを作成しており、それに基づき、備蓄を含め具体的な医薬品の確保の在り方について検討を進めてまいります。
感染症危機に備え、緊急時に迅速かつ確実にワクチンや治療薬が確保できる体制の整備に向けて、今後とも関係省庁と連携しながら取り組んでまいります。(拍手)
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