上月良祐の発言 (予算委員会)

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○上月良祐君 ありがとうございました。
 改めて御覚悟を聞けてほっといたしております。私自身も与党の一員でありますので、しっかり頑張っていきたいというふうに思っております。
 次に、私自身も力を入れて取り組んでおります農産物輸出につきまして、まず農水大臣に、そして総理大臣にお尋ねをしたいと思います。
 重要なのは、これはインバウンドと同様にどの地域にも可能性がある点だと私は思っております。どの地域もチャンスがある、農産物輸出ですね、と思っております。成長戦略としても、地方創生という観点でも、とてもふさわしい課題だというふうに思っております。
 パネルを、資料の一枚目を御覧いただきたいんですが、(資料提示)大変前は厳しいと思われていました一兆円目標も、一昨年は一・二兆、昨年は一・四兆と安定的に超えるようになってまいりました。しかし、伸びているからこそ見えてきている課題もたくさんあるわけであります。これらの課題に的確に対応していくことがその後の結果の違いになっていくんだというふうに思っております。
 まず、何といっても意志あるプレーヤーを増やしていく、これが最も重要だと思います。今、急激に裾野が広がってきているということを私も実感をいたしております。GFP、グローバル・ファーマーズ・プロジェクトの登録者数も五年弱で七千者を超えました。七千四百者強と順調に増加していますし、認知度も大変高まっております。各国・地域ごと、時期、フェーズごと、あるいは品目ごとに戦略も課題ももう数限りなくあるわけです。数多くの意志あるプレーヤーに入ってきていただいて、そして参画してもらう中で結果につなげていく、そういう形しかないというふうに思っております。
 それから、産品の多様性なんです。これ、日本の本当に強さなんですね。ノルウェーサーモンの議論をしているときに、若手の優秀な官僚から指摘されて、改めてはっと気付きました。四季があって、寒帯から熱帯まであるし、山から平地まであるし、暖流と寒流が入り交じっていて、生のものも含めて素材を生かした多彩な食文化があるんですね。こんな国は世界にないんですよね。なので、この多様性を生かさない手はないと思っております。
 しかし、そうなると、コンテナへの混載をしたり、温度管理を分けてやったりするというロジは物すごく大変になるわけです。それには各省、各施策にまたがる連携、現場の連携も含めて大変難しいんですけれども、重要になってまいります。
 もう一つ大切なことが、稼ぎを重要視するということだと思っております。安売りしても伸びないんですね、無理して安売りしても。稼げないところに参入してくれる事業者もいないんです。生産現場から中間物流や輸出商社を経て、海外現地の棚やテーブルまで、小売あるいはレストランまで戦略的サプライチェーンをしっかり構築していく中で、どこが稼ぎのポイントなのか、それを意識して、そして支えていく、そういう取組が重要だと思っております。
 特に、今登録が始まっております品目別団体であります。一番稼ぎたいという動機のある、言わばエンジンなわけです。この力を十分に引き出していくことが大変重要だというふうに思っております。そのほかにも、知財の活用や管理、加工品対策等々、数々の課題があります。制度、運用、予算面で是非とも積極的で的確な対応をいただきたいというふうに思っております。
 マーケットをつかむ、商流をつかむ、そのことで生産現場や農林水産事業者を守ったり育てたりすることができる。是非、伸びている今だからこそ、農林水産大臣に是非頑張っていただきたいと思います。野村大臣のお考えをお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 上月良祐

speaker_id: 7778

日付: 2023-03-01

院: 参議院

会議名: 予算委員会