予算委員会

2023-03-01 参議院 全534発言

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会議録情報#0
令和五年三月一日(水曜日)
   午前八時五十六分開会
    ─────────────
   委員の異動
 一月二十七日
    辞任         補欠選任
     石川 大我君     辻元 清美君
 一月三十日
    辞任         補欠選任
     赤松  健君     松川 るい君
     吉良よし子君     田村 智子君
 二月三日
    辞任         補欠選任
     塩田 博昭君     山本 博司君
 二月六日
    辞任         補欠選任
     山本 博司君     塩田 博昭君
 二月二十八日
    辞任         補欠選任
     中田  宏君     生稲 晃子君
     古賀 千景君     徳永 エリ君
     塩村あやか君     小沢 雅仁君
     田村 智子君     紙  智子君
     山本 太郎君     大島九州男君
 三月一日
    辞任         補欠選任
     有村 治子君     丸川 珠代君
     生稲 晃子君     中田  宏君
     長谷川 岳君     上月 良祐君
     大島九州男君     天畠 大輔君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         末松 信介君
    理 事
                足立 敏之君
                大野 泰正君
                片山さつき君
                高橋はるみ君
                藤川 政人君
                石橋 通宏君
                杉尾 秀哉君
                矢倉 克夫君
                片山 大介君
    委 員
                朝日健太郎君
                有村 治子君
                生稲 晃子君
                猪口 邦子君
                臼井 正一君
                小林 一大君
                古庄 玄知君
                上月 良祐君
                島村  大君
                中田  宏君
                長谷川 岳君
                広瀬めぐみ君
                船橋 利実君
                堀井  巌君
                松川 るい君
                松下 新平君
                丸川 珠代君
                山田 俊男君
                若林 洋平君
                石垣のりこ君
                小沢 雅仁君
                辻元 清美君
                徳永 エリ君
                福島みずほ君
                村田 享子君
                塩田 博昭君
                宮崎  勝君
                山本 香苗君
                若松 謙維君
                青島 健太君
                音喜多 駿君
                串田 誠一君
                礒崎 哲史君
                嘉田由紀子君
                紙  智子君
                山添  拓君
                大島九州男君
                天畠 大輔君
                浜田  聡君
   国務大臣
       内閣総理大臣   岸田 文雄君
       総務大臣     松本 剛明君
       法務大臣     齋藤  健君
       外務大臣     林  芳正君
       財務大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(金融)
       )        鈴木 俊一君
       文部科学大臣
       国務大臣     永岡 桂子君
       厚生労働大臣   加藤 勝信君
       農林水産大臣   野村 哲郎君
       経済産業大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       損害賠償・廃炉
       等支援機構))  西村 康稔君
       国土交通大臣
       国務大臣     斉藤 鉄夫君
       環境大臣
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(原子力
       防災))     西村 明宏君
       防衛大臣     浜田 靖一君
       国務大臣
       (内閣官房長官) 松野 博一君
       国務大臣
       (デジタル大臣)
       (内閣府特命担
       当大臣(消費者
       及び食品安全、
       デジタル改革)
       )        河野 太郎君
       国務大臣
       (復興大臣)   渡辺 博道君
       国務大臣
       (国家公安委員
       会委員長)
       (内閣府特命担
       当大臣(防災、
       海洋政策))   谷  公一君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(少子化
       対策、男女共同
       参画))     小倉 將信君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(知的財
       産戦略、科学技
       術政策、宇宙政
       策、経済安全保
       障))      高市 早苗君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(沖縄及
       び北方対策、規
       制改革、地方創
       生、クールジャ
       パン戦略、アイ
       ヌ施策))    岡田 直樹君
       国務大臣
       (内閣府特命担
       当大臣(経済財
       政政策))    後藤 茂之君
   副大臣
       財務副大臣    秋野 公造君
   大臣政務官
       総務大臣政務官  国光あやの君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  近藤 正春君
       原子力規制委員
       会委員長     山中 伸介君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        星  正彦君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       室田 幸靖君
       内閣官房内閣審
       議官       齋藤 秀生君
       内閣府地方創生
       推進事務局審議
       官        三浦  聡君
       警察庁刑事局長  渡邊 国佳君
       総務省大臣官房
       総括審議官    鈴木 信也君
       総務省自治行政
       局長       吉川 浩民君
       総務省自治税務
       局長       池田 達雄君
       総務省情報流通
       行政局郵政行政
       部長       藤野  克君
       法務省人権擁護
       局長       鎌田 隆志君
       外務省大臣官房
       審議官      竹谷  厚君
       外務省総合外交
       政策局長     市川 恵一君
       外務省総合外交
       政策局軍縮不拡
       散・科学部長   海部  篤君
       外務省欧州局長  中込 正志君
       外務省領事局長  安藤 俊英君
       財務省主計局長  新川 浩嗣君
       文部科学省初等
       中等教育局長   藤原 章夫君
       スポーツ庁次長  角田 喜彦君
       厚生労働省大臣
       官房医薬産業振
       興・医療情報審
       議官       城  克文君
       農林水産省大臣
       官房総括審議官  高橋 孝雄君
       農林水産省経営
       局長       村井 正親君
       農林水産省農村
       振興局長     青山 豊久君
       資源エネルギー
       庁電力・ガス事
       業部長      松山 泰浩君
       中小企業庁次長  飯田 健太君
       中小企業庁事業
       環境部長     小林 浩史君
       国土交通省大臣
       官房公共交通・
       物流政策審議官  鶴田 浩久君
       国土交通省自動
       車局長      堀内丈太郎君
       国土交通省航空
       局長       久保田雅晴君
       観光庁次長    秡川 直也君
       海上保安庁長官  石井 昌平君
       原子力規制委員
       会原子力規制庁
       原子力規制部長  大島 俊之君
       防衛省防衛政策
       局長       増田 和夫君
       防衛省整備計画
       局長       川嶋 貴樹君
       防衛装備庁長官  土本 英樹君
       防衛装備庁装備
       政策部長     萬浪  学君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○政府参考人の出席要求に関する件
○令和五年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)
○令和五年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
 付)
○令和五年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
 院送付)
    ─────────────
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末松信介#1
○委員長(末松信介君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
 政府参考人の出席要求に関する件につきましてお諮りいたします。
 令和五年度総予算三案審査のため、必要に応じ政府参考人の出席を求めることとし、その手続につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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末松信介#2
○委員長(末松信介君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
    ─────────────
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末松信介#3
○委員長(末松信介君) 令和五年度総予算三案に関する理事会決定事項につきまして御報告いたします。
 本日及び明日は基本的質疑を三百三十一分行うこととし、各会派への割当て時間は、自由民主党八十七分、立憲民主・社民九十二分、公明党四十分、日本維新の会四十六分、国民民主党・新緑風会二十二分、日本共産党二十二分、れいわ新選組十一分、NHK党十一分、質疑順位につきましてはお手元の質疑通告表のとおりでございます。
 速記を止めてください。
   〔速記中止〕
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末松信介#4
○委員長(末松信介君) 速記を起こしてください。
    ─────────────
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末松信介#5
○委員長(末松信介君) 令和五年度一般会計予算、令和五年度特別会計予算、令和五年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
 これより基本的質疑に入ります。杉尾秀哉君。
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杉尾秀哉#6
○杉尾秀哉君 おはようございます。マスクを取らせていただきます。立憲民主・社民の杉尾秀哉でございます。
 今日から参議院でも予算審議がスタートいたしました。良識の府、熟議の府らしい審議を進めたいというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
 まず、岸田総理の基本的な政治姿勢から伺います。
 資料一、御覧ください。(資料提示)
 総理は、衆議院予算委員会で、二月一日、我が党の西村委員に対して、同性婚の法制化は社会が変わってしまう課題と、こういうふうに答弁をされました。この発言、フォローしようとした荒井元秘書官が露骨な差別発言で更迭されたのは皆さん御存じのとおりです。しかし、この問題、トカゲの尻尾切りでは済まされません。
 そこで伺います。同性婚が法制化すれば、社会の何がどう変わるのか、総理、説明してください。
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岸田文雄#7
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 同性婚の導入の問題については、国民生活の基本に関わる問題、また、国民一人一人の家族観とも密接に関わるものであり、その意味で、全ての国民に幅広く変わるもので、関わるものである、このように認識をしております。
 御指摘の私の発言についてですが、これ、発言の前後をよく読んでいただきたいと思っております。これ、全ての国民に幅広く関わる問題であるという意味で、社会が変わっていく問題であるからこそ議論することが大切である、国民とともにしっかりと議論を深めていこう、こういった趣旨で申し上げたものであります。幅広く国民に関わる問題であるから議論をしよう、こうしたことを申し上げたという趣旨であります。是非この趣旨をしっかり御理解いただきたいと思っています。
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杉尾秀哉#8
○杉尾秀哉君 答えておりません。
 しかも、この答弁の中には、議論しようなんて一言も言っておりません。社会の何がどう変わるのか、説明してくださいと言っています。
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岸田文雄#9
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 国民一人一人の家族観にも関わる問題である、この問題、これが、この問題をどう取り扱うかということについて、こうした国民の意識や心にも関わっていく問題である、このように認識をしているからこそ議論が大切だ、このように申し上げた趣旨、次第であります。
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杉尾秀哉#10
○杉尾秀哉君 今、意識や心というふうにおっしゃいましたけど、社会が変わると言っているんです。意識や心じゃないんです。もう一回言ってください。
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岸田文雄#11
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 社会を構成する国民の皆さんの家族観、意識が変わる、これは社会が変わることにつながる、こう考えて、だから議論することが大事だ、このように申し上げました。
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杉尾秀哉#12
○杉尾秀哉君 相当ごまかしているというふうに言わざるを得ない。
 LGBTQの団体と面会をされたときには、法律や制度が変わるというふうにおっしゃったそうです。何で説明がこんなにころころ変わるんですか。そして、その後で、ネガティブな意味ではないというふうに弁解されておられますけれども、この発言で傷ついた人、たくさんいらっしゃる。これは、命や心に関わる、まさに当事者の問題です。
 前後の文脈から、価値観や社会規範が変わる、こういう意味で総理は使われたんじゃないですか、どうですか。
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岸田文雄#13
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 法律や制度が変わる、これはLGBTに関わっている皆様方から、是非法律や制度を変えてもらいたいという御要望がありました。それに対して、変わる問題であるから議論することは大切だ、このように申し上げました。
 この家族観に関わる問題ということでありますが、これは法律や制度も変わるということにつながることだと思っておりますし、変わることを関係者の皆さんも要望されているわけですから、広く国民の議論をすることが大切であると。国民の皆さんの様々な意見、あるいは国会での議論、あるいは同性婚に関わる様々な裁判の結果、また自治体におけるパートナー、パートナー制度等の様々な制度の状況、こういったものもしっかり見ながら議論をしてまいりましょうと、こういったことを申し上げた次第であります。
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杉尾秀哉#14
○杉尾秀哉君 どこでどう議論しているんだか全く分からないんですけれども。
 そのLGBTQの団体と面会をされたときの話なんですけど、資料二、御覧ください。そのときにこういう表を見せられたというふうに思うんですね。G7の中で性的マイノリティーの権利保障がないのは日本だけであります。で、後半の、あり、あり、ありと書いてあるのは、これ性別変更にもう極めて厳しい条件が課されているんですね。これも日本だけです。
 こうした実態、総理は御存じでしたか。
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岸田文雄#15
○内閣総理大臣(岸田文雄君) もちろん御指摘のG7の他の国々の状況については様々な資料を見ております。承知しております。
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杉尾秀哉#16
○杉尾秀哉君 答えておりません。
 これを、これを見せられる前に知っていたかと聞いている。
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岸田文雄#17
○内閣総理大臣(岸田文雄君) G7の他の国々との比較、これは今までも様々な国会の議論の中で出てまいりました。
 他の国々との違い等については、様々な意見を聞いてまいりましたので、この表の基本的な部分については承知をしておりました。
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杉尾秀哉#18
○杉尾秀哉君 面会をした当事者の皆さんは、総理が、こんな広い領域に課題があるとは知らなかったと、こういうふうに言ったとおっしゃっています。総理は絶句したともおっしゃっています。全く今の答弁と違う。どうですか。
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岸田文雄#19
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先ほどの示された資料については先ほど申し上げたとおりであります。
 そして、LGBTに関わってこられた皆様方の様々な意見を聞く中で、社会におけるこの孤立、孤独感を感じたこと、その様々な生活において苦しみを感じられたこと、大変幅広い御意見を聞かせていただいた。こうした具体的な生々しい意見を聞く中で、こうしたこの問題の幅の広さ、奥の深さ、これを改めて強く感じた、こういった感想について申し上げた次第であります。
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杉尾秀哉#20
○杉尾秀哉君 ならば、昨日、これ締めくくり質疑の中で、同性婚を認めないのは差別ではないと、こういうふうに答弁されました。当事者の苦悩をこの面会でお知りになった、幅広い課題があるということが分かったとするならば、これまでの考え方改めなきゃいけないんじゃないですか。何でこんな答弁されたんですか。
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岸田文雄#21
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨日の同性婚の議論につきましては、憲法二十四条第一項との関係において、様々なこの見解が分かれているわけですが、政府としては、この憲法二十四条第一項については、双方の性別が同一である婚姻の成立、すなわち同性婚を認めることは想定していない、こういった判断に立っているという御説明をさせていただきました。
 そういった政府の立場に立って、この同性婚に関する差別を、あっ、関する規定を設けないことは憲法に違反するものではないと考えているという、この考えに基づいてこの発言したものであります。
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杉尾秀哉#22
○杉尾秀哉君 ここではこれ以上触れませんけれども、様々な判例や様々な解釈が出ております。
 今、二十四条一項の話をされましたけど、総理、憲法十三条には何て書いてありますか。
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岸田文雄#23
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 済みません。文言、詳細までは今確認できませんが、幸福追求の自由について規定した項目であると理解しております。
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杉尾秀哉#24
○杉尾秀哉君 こんな大切な条文が、幸福追求権ではありますけれども、全ての国民は個人として尊重される、生命、自由及び幸福追求に関する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政上で最大の尊重を必要とする。個人が最大の尊重を必要とされる、こんな有名な条文が分からない、覚えてない。ヤジ覚えていない、覚えていないです。
 まさに、まさにこの同性婚、LGBTというのはこの憲法十三条に関わる問題じゃないですか。どうですか。
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岸田文雄#25
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 昨日は憲法二十四条との関係で答弁をさせていただきました。
 十三条との関係の指摘もありましたが、そうしたこの憲法との関係においても様々な議論があるということを申し上げております。そして、少なくとも二十四条との関係においては憲法違反には当たらないということを申し上げました。
 御指摘の十三条との関係も含めて様々な議論を深めていかなければならない。だからこそ、冒頭御指摘がありました発言、これは前後の流れをしっかり見ていただきたいと思います。議論が大事だということを申し上げた次第であります。
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杉尾秀哉#26
○杉尾秀哉君 前後を見ても議論が大事なんて言ってないです、何回も繰り返しますけど。
 自民党の憲法改正草案十三条に、公益や公の秩序に反しない限りという縛りがあります。個人よりも社会を優先するという考え方が透けて見えます。
 総理も、LGBT、同性婚をめぐって、拭い難いこうした偏見、差別があるんじゃないですか。どうですか。
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岸田文雄#27
○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私は、差別という感覚を持っているとは思っておりません。こうした議論につきましても、私は、この議論をすること、反対だとは一度も申したことはありません。しかし、心の問題、国民の家族観を始めとする様々な課題に広く関わる問題であるからして、議論を深めていきたい、こういった趣旨を再三申し上げている次第であります。
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杉尾秀哉#28
○杉尾秀哉君 議論を深めるという前に、もう既にLGBT法、これ速やかに成立するように、総裁として指示してください。しかも、こそくな文言の修正をしないでください。統一教会のときと同じように党に丸投げしないでください。総理・総裁としてのリーダーシップを発揮していただきたい。
 それから、資料三、御覧ください。
 LGBTQ、同性婚だけではありません。選択的夫婦別姓も認められていない。これは皆さんも御存じのように日本だけです。これら全ての課題、これ、G7サミットもありますけれども、早急に実現すべきじゃないか。党内保守派に配慮しているんですか。
 総理、信念がありますか。まさに包摂社会をつくる、全ての人に多様性が尊重される社会をつくるなら、こういう課題、一刻も早く実現してください。
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岸田文雄#29
○内閣総理大臣(岸田文雄君) LGBT、この理解増進法案、これについては議員立法の法案として議論をされてきた経緯があります。超党派の議連の議論の結果として理解増進法案が策定され、現在、自民党においても同法案の提出に向けた準備を進める、このことを確認をしています。
 そして、選択的夫婦別氏制度についても御指摘がありました。これについても幅広い国民の理解を得るためのこの議論が必要だと考えています。自民党の中にも、これ積極的な議員連盟が存在いたします。議論が行われていることから、こうした動きを注視してまいりたいというのが政府の考え方であります。
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