林芳正の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(林芳正君) 今、平木委員がおっしゃいましたように、この被爆の実相に関する正確な認識を持つと、これは核軍縮に向けたあらゆる取組の原点として大変重要なことだと思っております。唯一の戦争被爆国である我が国として、この我が国の経験を踏まえて、人体や環境への影響を含む核兵器の使用がもたらす惨禍といったこの被爆の実相、これを世代と国境を越えて引き続き世界に発信してまいりたいと思っております。
 こうした認識の下で、被爆地広島で開催された今次サミットでは、各国首脳に被爆の実相に触れていただきまして、それを世界の隅々に向けて発信していただくという点で大きな成果が得られたところでございます。また、このG7首脳広島ビジョンにおいて、核兵器使用の実相への理解の向上、持続のために、他の指導者等に広島及び長崎への訪問を促しているところでございます。
 そして、触れていただいた昨年八月のNPT運用検討会議では、ロシア一か国の反対によって最終成果文書は残念ながら採択されなかったわけですが、この成果文書案において、核実験被害国における被害者支援、環境修復支援というものが盛り込まれております。
 我が国は従来から、唯一の戦争被爆国としての経験、知見を生かして、無償資金協力や技術協力といった我が国の政府開発援助の枠組み等を活用しながらこうした取組を積極的に行っておるところでございまして、今委員が御指摘になったことも含めて、引き続き適切な協力の在り方について不断の検討を行ってまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 林芳正

speaker_id: 30011

日付: 2023-05-26

院: 参議院

会議名: 予算委員会