中西寛の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(中西寛君) 御指摘ありがとうございます。
 おっしゃられるところ十分に理解しているかどうか分からないですが、私もある程度共有している観点で、先ほどの最初のお話でも申しましたけれども、どうしても日本では、ODAとか開発協力というと、日本が先進国になって途上国を助けるんだという観点が強くて、それはもちろん、その緊急援助とか支援ということはもちろん必要なところも当然あります。しかし、日本が東日本大震災のときに各国から支援を受けた、それもいわゆる先進国だけではなくて途上国からも支援を受けたということがありますように、現代世界では、様々な形の支援、協力というのは、むしろ水平的な、お互いさまという形に現実になってきているんですね。
 そういうような観点は、むしろ現場で開発協力に関わっている方はもう実感として持たれていると思うんですが、特に日本社会の中で、まだその開発協力というのは日本の中で支援すべきお金を外に回してしまっていて無駄じゃないかというような考え方があって、もちろんその考え方は一定程度重要で、いろいろな形で評価をしていくべきだと思いますが、むしろ、お互いさまといいますか、この協力は明日の日本にプラスになるんだという観点を政策をつくられる先生方、行政にももっと持ってもらいたいというふうには思っております。

発言情報

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発言者: 中西寛

speaker_id: 18801

日付: 2023-04-28

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会