前泊博盛の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(前泊博盛君) 地位協定の問題というのは、まさにこの国の主権の問題だと思います。我が国の中にあるにもかかわらずそこに主権が及ばないという地域を持っていること自体が、主権国家としていかがなものかという気がします。
 これ、日米地位協定の、これ漫画で読む日米地位協定という本を書いていただいた、今日、平良さんをお連れしましたけれども、その中で、これ、鳩山由紀夫さん、元首相が書かれています。この本の中で何が注目をしたかというと、DEFCONというのがあります、防衛準備態勢。地位協定は、朝鮮半島、戦争のときに作られた地位協定なので、有事を想定して作られているために米軍優位の内容になっているんですね。平時においても戦時における地位協定が締結をされている、だからこそ米軍が優位になっている。
 韓国は、しっかりとこの有事と平時を分けて、DEFCON五段階を設置をして、そして運用しています。そういうことがなぜ日本では議論されないのかというところですね。それをやれば、平時においてこの基地内の立入り権を行使できないということはあり得ないということになります。ドイツやイタリアでも、同じ敗戦国でも、しっかりと立入り権どころかそれぞれの軍の司令官が常駐をする形で基地を管理をしています。あるいは、飛行に当たっても、飛行訓練についても、イタリアやドイツの許可がなければ飛べない形になっているにもかかわらず、日本は自由に飛んでいるという、そういう状況があります。
 是非、地位協定については、立入り権だけじゃなくて、全面的な見直しを求めたいと思っています。
 これ、自民党も実は改定案を作っているんですが、それがまだ実現に至っていない。これが実現していれば、出入国の管理もできて、あのオミクロンの拡大を防げたかもしれないというところも申し添えておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 前泊博盛

speaker_id: 12559

日付: 2023-05-19

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会