2023-05-31
参議院
山下芳生
地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会
山下芳生の発言 (地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会)
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○山下芳生君 果たして、このマイナンバー保険証システムで今大臣がおっしゃったことが実現できるのかと。
五月十七日の当委員会の参考人質疑で、全国保険医団体連合会副会長の竹田智雄さんが意見表明されました。
保団連のアンケートでは、介護施設の八三・六%が利用者、入居者の保険証を管理されています。百二十人が入居するある特別養護老人ホームでは、ほぼ全員の保険証を原本で預かっていて、預かり証を発行し、施設内で鍵付きの棚で管理しているということでした。なぜ保険証を預からなければならないんでしょうかと聞きますと、特養の入居者の方は医療を受けていない人はまずいない、いつ急変するか分からない、保険証を預かっていない場合、家族に来てもらって医療機関に連れていってもらわなければならないが、すぐ来てもらえなければ治るものも治らないので保険証を預かっているというお答えでした。百二十人の施設で年間百四十件、二日に一回程度、外部の医療機関に職員の誰かが付き添っていると。
こうした施設の現状で、保険証を廃止した後に施設でマイナ保険証を管理できるのか、お聞きいたしました。竹田参考人のお答えは、マイナ保険証は、紙の保険証以上に厳重な管理、保管が求められる、マイナ保険証と暗証番号を施設で管理する責任は余りにも重大だ、万一紛失して個人情報漏えいや不正利用などの重大事故が起これば大問題になる、担い手不足と新型コロナ対応で苦労を重ねている高齢者施設の職員に更に重大な責任を負わせるような進め方は好ましくない、切にやめていただきたいとお願い申し上げますと訴えられました。
河野大臣、高齢者施設の現場からの切なるお願い、どう受け止められますか。