戸崎洋史の発言 (外交・安全保障に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(戸崎洋史君) ありがとうございます。
この問題は非常に難しくて、どちらの側から見るかによってかなり異なった議論になってくるんだと思います。
もちろん、その低出力化によって被害も極小化できる、だからこそ使いやすい、抑止を脅かすといいますか、安定性を脅かすというような議論も当然できますし、逆に、そうした使われるかもしれないという脅威を相手に与えると、抑止は相手の認識ですので、相手がそれが使われるかもしれないということでより慎重になるとすれば、逆に抑止が効いてしまうと。安定性というのはちょっと横に置いておいて、抑止が効くので核兵器がより使われにくくなるというような議論も成り立ち得るということなんだろうと思います。
ここをどのように見ていくのか。それは国によっても違ってくるかもしれませんし、戦力態勢、考え方、核に対するアプローチ、そうしたトータルなところでその低出力というところを考えていかなければならないんだろうというふうに思います。
それから、規制の在り方というのは、検証の話が出ましたけれども、じゃ、弾頭を一個一個検証していくのかというのは、今のところ、核兵器国の間では非常に機密の詰まったものですので検証が難しいというところがあるので、なかなかそこまでは踏み切れないのかなというふうには思いますけれども、当然、将来的に低出力か否かにかかわらず弾頭に対する検証というのが非常に重要になってくるとは思います。