戸崎洋史の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

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○参考人(戸崎洋史君) ありがとうございます。
 締約国会議では、オーストリアのような国々、それからNGOの多くはロシアの行為を名指しで非難したと。他方で、一部の、そうですね、ロシアと近い関係にあるような国々は、そうした、核は使ってはならないといったような一般的な表現はしますけれども、ロシアの行っている行為について名指しで非難したわけではないと。そうした国々が最終的に作成した最終の文書でもロシアが名指しされたわけでは当然なかったということですね。
 ここは、そのロシアに近い国々が名指しでの非難というのを行わせなかったということなのだろうというふうに思いますけれども、私が指摘したかったのは、特にその賛同した国、この核兵器禁止条約を主導した国々というのは禁止規範ということを非常に強調していたと、核兵器は悪いんだと、使ってはならない、威嚇してはならない、すべきではないということを強調したにもかかわらず、実際のその場面に直面したときに国益との関係というのを考える、それは国家としては仕方のないことなのかもしれませんけれども、同時に、その規範の難しさというんですかね、規範を基にした条約を推進することの難しさというものも改めて明らかにしてしまった、図らずもですかね、のではないかというふうにも思いました。

発言情報

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発言者: 戸崎洋史

speaker_id: 15845

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会