戸崎洋史の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(戸崎洋史君) ありがとうございます。
 まず一点目、その核シェアリングが果たして日本にとっての抑止として重要なのかどうかといいますか、相手がそれが必要なのか、まずそこを議論する必要があるのだろうというふうに思います。
 繰り返しになりますけど、その現在置かれている状況の中では、通常戦力をいかに、通常抑止力をいかに高めていくかということが重要だということをウクライナの事例を見ても感じているところでありますというのが一点目。
 二点目、核シェアリングというのは、なかなか実際には広い概念であることもあるということで、核弾頭の共有という能力面だけではなくて、運用の部分、例えば、アメリカが核兵器を使用する際に日本の通常戦力で支援するといったようなことも核シェアリングに含まれるかもしれませんし、そうした作戦に関する協議、それも核シェアリングに入ってくるかもしれませんし、核兵器がいざとなったら使用されるかもしれないということへの責任といいますか、責任、覚悟、決意ですね、そういったところを共有する、シェアするということも含まれてくるかもしれないということで、ヨーロッパの文脈ではなくて、この日本とアメリカの文脈でどのようなニュークリアシェアリングというもの、それはもう果たしてニュークリアシェアリングという言葉がいいのかどうかということも分かりませんけれども、拡大核抑止の日米での在り方というものを改めて考えていく必要というのは私はあるのだろうと思います。その議論もそうですし、実際の形として、それは、どのようなものになるかというのは別にして、考えていく必要はあるのだろうというふうに思います。
 ただ、大前提は、まず通常戦力の抑止というのが、それを強化していくことが、今、直近で求められている課題なんだろうというふうに思います。

発言情報

speech_id: 121115362X00220230215_102

発言者: 戸崎洋史

speaker_id: 15845

日付: 2023-02-15

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会