明石康の発言 (外交・安全保障に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(明石康君) 日本の基本的な外交政策としてアメリカとの関係を最重要視するというのは、私は正しいと思います。と同時に、日本のこの北東アジアにおける、本当に近くに住むそういう隣人に、しかも経済的にも政治的にも軍事的にも重要性を強めておる中国、また歴史的にも、日本との関係というのは何千年に及ぶ歴史があるので、中国、それからもっと近いところにある韓国と日本との関係は、私は極めて重要性があると思います。
 そんなことで、私は日本国連協会の副会長もやっておるんですけれども、日本の国連協会と中国の国連協会、韓国の国連協会、この三か国は、WFUNAという世界的な枠の中においてお互いにもう少し考えをもっと頻繁に交換し合おうじゃないかということで、まあコロナの時期を除きますけれども、毎年、国連協会が三か国で会合をやり、また、その中には若い人たちだけのユースフォーラムというのもつくりまして、ホスト国から四十名、ゲスト国から二十名ずつ、合計八十名の若い人たちが我々年配の人たちよりも二倍以上の時間を掛けて意見交換をするということをやってきており、今年も、コロナがかなり下火になったようだからというので、今年、中国で国連協会の三か国の間の会合を復活させようということで進んでおります。
 そういうことで、私は実はこの二〇〇五年の安保理改革のときも、実は当時の中国の外務大臣の、名前はちょっと忘れたんですけれども、顔はよく覚えておりますけれども、ある会合で彼と一緒になったら、私の顔を見ながら済まなそうな表情で、中国はあるいろんな事情で日本の意には沿えないような行動を取っておるけれども理解してほしいというような、済まなそうな表情で私にそれを伝えていました。
 そういうアジアの隣人同士のやっぱり付き合いというものは深いものがあって当然なんで、お互いに対立することも、またしなくてはいけないこともあるでしょう。しかし、そういうときであっても、そういう気持ちを互いに伝え合うということはとても大事なことだと思います。
 ありがとうございます。

発言情報

speech_id: 121115362X00420230412_070

発言者: 明石康

speaker_id: 32147

日付: 2023-04-12

院: 参議院

会議名: 外交・安全保障に関する調査会