酒井正の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(酒井正君) 求職者支援制度、諸要件緩和したわけですけれども、私としてもこの制度については思い入れがありまして、是非こういうのを、いい制度を使ってほしいなというところがございます。
少し飛ばした二十三ページの各要件緩和に対する評価ですけれども、私、年収要件、世帯年収要件、また出席要件ということに関してはかなり大胆に要件緩和を行ったというふうに思っております。
私も、これ、やや大幅に要件を緩和したなということで、人によってはこれによってモラルハザードみたいなことを懸念する人もいるんですけれども、私としては、ここはもう一旦多くの人にまずは、まずは使ってもらうと。今はそれこそSNSの時代ですから、まあそういうふうに使う人が多く出てくることによって、それが口コミ等によって伝わるということで初めて知られていくんじゃないかなという意味で、要件緩和、モラルハザードということ、多少気になる人もいるかもしれませんけれども、私はここ大胆に要件緩和したことは大きかったと。願わくばこれがもっと続いて、もう少し時間が、一応時限措置ということになっていますけれども、時間があれば、もう少しこれを評価するのに十分な時間になるんじゃないかなというふうには思いました。
それから、訓練期間、訓練時間の短縮という措置も行ったわけですね。現状上がってきている資料によりますと、やはり短時間、短期間のコースだと若干就職率悪いというような結果が上がってきているようです。これに関しても、やはりその訓練の効果が薄まってしまってはしようがないんじゃないかというような意見もございます。私もそれは懸念するところで、著しくこういった就職率が下がるようでしたらこれは改めなければいけないというふうには思います。
ただ、これも先ほどのことと重なり合うんですけれども、今はとにかく利用してもらうということが重要だと思っております。ですので、対象者を拡大するということは、当然ながらいろいろな人が含まれていく。その中で就職率が多少下がるということは、対象者を広げていくという過程ではある意味ではしようがない面もあるんじゃないかということを思っておりまして、この訓練期間、訓練時間、これ以上すべきだというふうには思いませんけれども、いい方向での緩和だったんじゃないかなというふうに思うわけです。
ですので、こういった要件緩和、基本的に評価しておりまして、願わくば続いてほしいなというところは個人的には思うところでありますけれども、一方で、これはあくまでコロナ禍の時限措置ということで、その辺りは今後どうなるのかなというふうには見守っているところです。
ただ、考え方として、先ほど、今その雇調金が終わったので、これからまさにその失業から脱出するための施策を充実させていくというような、そういう時期にあるということを考えれば、こういったものの何らかの恒久化というのも考える必要はあるのかなと思っております。
以上です。