酒井正の発言 (国民生活・経済及び地方に関する調査会)
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○参考人(酒井正君) ありがとうございます。
一点目の質問ですけれども、ハローワークの現場できめ細かな対応ということですけれども、ミスマッチを防ぐためにまさにそこが一番大切なところになってくるんじゃないか。ただ、現状で、その現場、なかなか人手が足りないとか十分な時間割けないというようなことは多分にあるんじゃないかなというふうには感じております。
私は現場について詳しく知っているわけではないので、私のような者が軽々に何か提案できるということはできないかと思うんですけれども、例えば、今活発に議論されていますけれども、人工知能、AIといったものの助けを借りる、こういったDX化、どんどんどんどんやはり進めていくべきところなのかな、分野なのかなというふうに感じております。逆に言えば、そういうことでしかこの現場のきめ細かさというのは更に進化できないんじゃないかなというふうに考えている次第です。
あともう一つ、二点目になりますけれども、実は私の問題意識とすごく近くてですね、非常に重要な点かと思うんですけれども、利用者が拡大しないことの一つの大きなバックボーンにあるのが、確かに職業訓練あるんだけれども所得保障の部分が十分じゃないというのは、まさにそのとおりかなという気がします。非常に条件付で所得保障が行われる。あるいは、先ほど申し上げましたけれども、職業訓練を受けるんだったらば所得保障をしますということであると、職業訓練が本当は必要ないんだけれども、就労支援という意味ではしてほしいというような状況で、何かいびつな状態になるんじゃないかというようなところがあると思うんですね。だから、この職業訓練によらないけれども、いわゆる雇用保険、従来の雇用保険から漏れ落ちた人たちに何らかの所得保障をするということの重要性というのは非常に大きなところだというふうに考えております。
ただ、それをどうやって実現したらいいのかということに関してはなかなかまた難しくてですね、この求職者支援制度というもので、何か職業訓練受けないのに所得保障をするということができるのかというところはまあ難しいのではないかなというふうに考えております。しかし、所得保障の重要性ということはやっぱり大事だと思います。
それから、実施機関の確保ですけれども、これについても多分問題がいろいろとあるかと思いますけれども、私、具体案は持たないわけですけれども、これについてもかなり努力していかなければいけないところかなというふうに考えております。
以上です。