西村康稔の発言 (経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会)
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○国務大臣(西村康稔君) 御指摘のとおりでありまして、二〇二一年四月に基本方針を決定以降、経産省から漁業者を始めとする地元の方々に、延べでいいますと千五百回以上の説明を重ねてきております。この間、私自身も地元を何度か訪問をいたしまして、車座の対話集会なども含めて説明や意見交換などもさせていただいております。
その上で、本年八月二十一日には、全漁連の坂本会長を始め副会長、そして被災地の漁連会長の方々と岸田総理が面談をいたしまして、政府の方針を説明し、御理解いただけるようお願いをしたところであります。
そして、その場で、今もお話ありましたけれども、全漁連坂本会長からは、安全性への理解は深まったと、そして漁業者のなりわい継続に寄り添った政府の姿勢と安全性を含めた対応について我々の理解は進んできていると考えているというお話をいただきました。また、福島県漁連からは鈴木専務が代表で出席しておられましたけれども、まさにおっしゃったように、廃炉が安全な完遂、そしてその時点で漁業が、漁業のなりわいが継続していることが確認されて初めて理解は完了し、約束を果たされたことになるというお話、その上で、漁業者と国、東電は、復興と廃炉という共通目標に向けて同じ方向に向いて進んでいるということ、したがって、約束は果たされていないが、破られたとは考えていないという発言をいただいたところであります。
こうした声を踏まえまして、私ども、漁業者の皆さん、そして自治体等の皆さんとの説明会なども含めて状況を踏まえまして、一定の理解は得られたというふうに判断をしたところであります。ただ、約束を果たし終えるのは、まさに廃炉が終え、そして処理水の海洋放出を終えるときに漁業がしっかりとなりわいが継続しているという状況でありますので、まさに漁業者との約束をしっかり果たすべく、そしてまた、安全と安心は違うという言葉もいただいております。安全と安心のこの間を埋めるべく、今回の一千七億円の予算を始めとして、水産業、水産加工業をしっかりと応援することで責任を果たしていきたい、責任を持って対策に取り組んでいきたいというふうに考えております。