徳永エリの発言 (経済産業委員会、農林水産委員会連合審査会)
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○徳永エリ君 ちょっとよく分からないところはあるんですけれども、しっかり対応していただきたいと思います。
今回のことを受けて、改めて、今日の午前中の衆議院の質疑でもありましたけれども、貿易戦略について考えなければいけないと思うんですね。チャイナ・リスクです。これまでも、政治的な理由で中国はノルウェーからサーモンの輸入を禁止したり、あるいは台湾との関係が悪くなったらパイナップルやマンゴーを突然禁輸したりということがありました。
そういう中で我が国は、二〇三〇年五兆円の農林水産物の輸出、こういった目標を掲げておりましたから、いや、売れるところにはどんどん売っていこうというのはよく分かるんです。人口十四億人、中国は確かに魅力的な市場ではありますけれども、やはり一国依存というのは万が一今回のようにはしごを外されたらやっぱり大きなダメージを受けるということはもう明らかだったわけでありますよね。
私の地元の北海道の水産物の輸出状況は、魚種別輸出額はホタテが六百十八億円で、全体の四分の三です。それから、国別輸出先は中国が五百三十一億円で、全体の三分の二、そのうちホタテが四百四十八億円ということで、北海道のホタテ、もうほとんど中国に行っているというような状況でありました。中国に輸出できなければ、北海道のホタテ生産者は死活問題になるということは明らかだったわけですね。
昨今の中国と日本の関係を考えても、やっぱりこの一国依存のリスクというのはもっと早い時期から想定できたんじゃないかと思うんですよ。本来であれば、そういうことを想定して、商社や流通の皆さんはある程度そういう感度はいいと思うんですけれども、漁協の皆さんとか浜の皆さんとも、やっぱり農林水産省、水産庁の方から行って、いや、今こんな状況なんだと、やっぱりリスクの分散も考えなきゃいけないよねという、そういった議論の場があってもよかったんじゃないかと思うんですけれども、こういった一国依存のリスクに関して、農林水産省としてはこれまでどう考えてこられたのか、お伺いいたします。