林孝浩の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○林政府参考人 お答えいたします。
文部科学省では、科学技術・学術審議会核融合科学技術委員会が取りまとめた原型炉研究開発ロードマップを踏まえ、国際約束に基づき、核融合実験炉の建設、運転を行うITER計画、日欧共同でITER計画を補完、支援する研究開発を行う幅広いアプローチ活動、さらに、研究開発や人材育成等の基盤整備に取り組んでおります。
原型炉の実現に向けては、こうしたITER計画等への参画を通じて、例えば、ITER計画における重水素、トリチウムの燃焼着火、またJT60SAにおける定常運転領域の実証、さらに材料等の照射データの取得や、テストブランケットモジュールの開発によるトリチウム回収の実証等々の科学的、技術的実現性を確認した上で原型炉への移行を判断することとしており、その時期は、二〇三〇年代に移行判断を行い、今世紀中葉までに実用化の目途を得る、こういう形で研究開発を進めております。
引き続き、フュージョンエネルギー・イノベーション戦略が策定されましたので、こうした戦略等に基づき、ITER計画の進捗や諸外国の動向も踏まえ、将来の原型炉開発を見据えた研究開発を加速してまいります。