西村康稔の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(西村康稔君) 世界的にこの気候変動に対応するためにカーボンニュートラルを進めようという中で、ロシアのウクライナ侵略、そして今回の中東情勢の緊迫化が生じておりますので、ある意味この複合的な、複雑なエネルギー危機の様相だというふうに認識をしております。当面は、石油、LNG、どうしても必要となってきますので各国とも、この特にLNGについてはトランジション、移行のエネルギーとして非常に重要な役割でありますので、争奪戦のような様相も呈しているわけであります。日本としても、しっかりとこの資源外交を通じて安定供給を確保していかなきゃいけないという認識であります。
サウジアラビアは我が国にとって最大の原油供給国であります。昨年十二月訪問いたしまして、アブドルアジーズ・エネルギー大臣、私の長年の友人でありますけれども、お会いをして、初めて日サウジ・エネルギー協議を開催したところであります。具体的に、カーボンリサイクルとか水素、燃料アンモニアの分野で協力をするということと同時に、エネルギー協力について全体として一層拡大をしたところであります。七月には岸田総理も御指摘のように訪問されまして、クリーンエネルギー協力のための日サウジ・ライトハウス・イニシアティブを設立するなど、首脳レベルでの信頼関係の構築を通じて両国のエネルギー関係を更に深化させたところであります。
また、オマーンでありますが、年末、昨年末に訪問しまして、オマーンLNGと複数の日本企業との間で、まさに今後逼迫するであろうLNGの引取りに関する基本合意も至ることができました。
さらに、LNG供給の観点から言いますと、供給量が多いのはオーストラリア、マレーシア、そして今後カナダのLNGも始まりますので、こういった国々の大臣と企業のトップとも緊密に連携をして、安定供給、安定的な投資環境の整備などについて継続的な働きかけを行ってきているところであります。
様々な方面、多角的な対応をしながら、資源外交の取組を通じて安定供給、しっかりと確保していきたいと考えております。