神谷政幸の発言 (厚生労働委員会)

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○神谷政幸君 ありがとうございます。
 元々法令が作られたときに農業を最初に対象としたということで、なかったんだろうということが分かりました。
 一方で、日本国民を取り巻く社会的な環境や様々な技術も変わってきております。先ほど答弁の中にもありましたとおり、大気中のものを吸って麻酔いになった、そのことを技術的にしっかりと判別することができるようになってきたというような状況もあります。また、環境として乱用が当初はなかったというお話がありましたが、状況は随分と変わってきていると思います。当然ながら、法令もそれに対応して変わっていく必要があるのだと思います。それも含めまして、今回の法律の改正案として施用罪の創設という点で理解をいたしました。
 続いて、二次予防に重きを置くハームリダクションの実践の必要性について伺います。
 これまで使用罪がなかった理由は、先ほどの答弁の中から理解をいたしました。一方で、反対の視点から見た場合に、これまでも、使用罪がない中で、一番最初の質問でもお答えいただきましたとおり、我が国の違法薬物の生涯経験率は低かった、一・四%と抑制できてきたではないかという見方もできるのではないかというふうに思います。
 ハームリダクションとは、被害の低減と訳されます。例えば、薬物使用者に向けた被害低減サービスというものもあります。いわゆる針を使い回しをすることによって様々な感染症が血液を介して、使い回しの針を介して感染拡大をするという場合に、使い回しによる感染症の拡大防止のために針とシリンジを薬物使用者に提供するということをして、個人が健康被害や危険をもたらす行動、習慣を直ちにやめることができない場合に、その行動に伴う害や危険をできる限り少なくすることをハームリダクションの内容として指しています。
 海外での動向も踏まえて考えた場合に、日本においても、人権的な観点から、薬物の所持、使用の禁止規定を緩和をして、二次予防以降に重きを置いたハームリダクションのような施策を実施する必要性があるのか、また実施できるのか、政府の見解を教えてください。

発言情報

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発言者: 神谷政幸

speaker_id: 27914

日付: 2023-12-05

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会