赤池誠章の発言 (文教科学委員会)

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○赤池誠章君 火山災害というのは、火山のある、九年前に御嶽山噴火がございましたが、火山のある当該地域のみならず、火山大噴火というのは、御承知のとおり、大変な日本列島全体に影響を及ぼすということであります。
 火山学者に聞くと、御嶽山の火山は、戦後最悪の被害を出されたんですが、火山学的に言うと小規模噴火だったと、火口周辺だけだったと。前回、火山大噴火が起きたのが百九年前の桜島の大正大噴火だったと。ちょうど一月の十二日に発災をして、偏西風に乗って、その桜島の大噴火の火山灰は関東、東海、関東、さらに仙台まで飛んだと。その後、我が国は、戦後、高度経済成長で世界に冠たる経済大国として高度な文明、経済社会を生かしたときに、我が国は火山大噴火災害を経験したことがないということを火山専門家の方々が指摘してきているところであります。
 三百年前の富士山大噴火も、宝永大噴火も十二月、冬でしたので、こちら、首都にも、江戸に、江戸、現在の東京にも火山灰が飛んだとも言われております。そういう面で、改めて火山災害の強化をお願いしたいと同時に、火山災害の特色というのは、線状降水帯、大雨も大変ですし、大地震も大変なんですが、他の災害と比較すると、被害情報が非常に予測しづらい面があります。例えば、噴火がどこで起きるのか。桜島は今噴火していますので分かるのですが、富士山は一体どこから噴火できる、するかというのは非常に、研究者でも分からないと言われています。山頂で噴火するとは限らない、宝永噴火は御承知のとおり御殿場の大きな宝永火山のところで。そういう面では、今、富士吉田市の、という市街地から僅か一、二キロのところでも、小さいですが、噴火口が見付かったということもあります。
 それから、どういう噴火かというのが、いわゆる爆発的なのか、溶岩流が流れるのか、火山灰が噴くのかということも、実際に発災してみないと分からないことが大変あるわけであります。そういう面では、具体的にどう想定してどう動くかということが大変多岐にわたるという特色があります。
 そういう面では、そういう話をいろいろ聞く中で、その対策に有用なのがいわゆる、今日のテーマにしてありますが、いわゆるアクティブラーニングとコミュニティ・スクールではないかということを改めてこの火山対策からも感じているわけであります。日頃から学校を中心として、子供たちを含めて地域住民が火山のことを学ぶ、災害のことを学んで議論をしていくことによって、様々な想定のときにどうしたらいいのか。火山の場合は、避難所に、近くの避難所に溶岩流が流れるのであれば、逆に遠くの避難所に行かなければいけないという様々な側面があるわけでありますので、改めて、避難訓練の繰り返しも含めて、アクティブラーニングとコミュニティ・スクール、まさにこの二つが大きな役割を果たしてくれるのではないかというふうに思っております。
 先ほど開発局長が御説明いただいたように、補正予算の中にも火山観測強化盛り込まれましたし、来年四月には火山本部が設立されます。引き続き、火山研究が進むことによって噴火予知につながって、人命の損失や財産の毀損が最小限になるよう、私ども引き続き支援をしてまいりたいと存じます。
 そういう中で、最後になりましたけれども、盛山文部科学大臣、所信的挨拶を聞かせていただきました。改めて、文科行政に取り組む御決意を最後に伺いたいと存じます。

発言情報

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発言者: 赤池誠章

speaker_id: 5194

日付: 2023-11-16

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会