千原由幸の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(千原由幸君) お答え申し上げます。
令和二年度の科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の改正により新たに設けられましたJAXAの出資制度につきましては、JAXAの自己収入の範囲内で行われるものであり、JAXAからの出資額は必ずしも大きくないものの、各企業に対する更なる投資を呼び込むことを目的とするものでございます。
また、令和四年度補正予算において創設されました中小企業イノベーション創出推進事業、SBIRフェーズ3基金でございますが、こちらは、宇宙分野に限らず、スタートアップ等が有する先端技術の大規模実証を支援し社会実装の促進を図ることを目的としており、スタートアップ等が行う技術成熟度の高い技術開発を支援対象としております。
激化する国際的な宇宙開発競争に我が国が伍していくためには、これらの制度に加えまして、JAXAの資金供給機能を強化し、JAXA以外の民間事業者や大学等が行う先端基盤的なテーマを含めた幅広い技術開発を基金により強力に支援することで、宇宙におけるイノベーションを加速する必要があると考えております。
今後も、出資等を通じJAXAの研究開発成果の普及を行うとともに、SBIRフェーズ3基金で技術成熟度の高い技術開発を支援することと併せまして、本基金事業により民間企業、大学等が主体となり推進を図ることが適当である研究開発を幅広く支援することで、宇宙分野の研究開発において我が国の産学官の総力を結集し、宇宙空間の利用を通じた経済社会の変革を加速してまいります。