宮澤博行の発言 (環境委員会)
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○宮澤委員 ありがとうございました。
そういう数字を挙げてくださって、絶滅が危惧されている種がこんなにパーセンテージがあるのかというのは、確かに説得力があろうかと思います。
その一方で、じゃ、実害というのは何なんだろうということも別の観点から説明していただきたいんですね。
例えば、ニホンオオカミの絶滅というものがありました。そのニホンオオカミ、日本の自然界における食物連鎖の頂点に立っていたと言われるわけですね。明治以降、やはり家畜の飼育が始まって、大神、大きい神様と称されていたニホンオオカミが、害獣というふうに扱われてしまって駆除されてしまい、絶滅に至ったというようなことも漏れ聞いております。
ニホンオオカミというのは犬ぐらいの大きさですから、イノシシをどうやって食べたんだろう、鹿をどうやって食べたんだろう、どうやって食物連鎖の頂点に立っていたんだろうというふうに思って農家の方に聞いたら、子供を食べるんだよというふうなことをおっしゃっていました。子供の数が減れば、当然成体も少なくなっていく。
このように、ニホンオオカミが絶滅したことによって今イノシシとか鹿が増えてしまっているんだ、この事例を説明すれば確かに分かりやすいんですけれども、先ほど言ったベッコウトンボとかタガメとか、そういったものが失われるとどういう事態が予測されていくのか、それが保たれることは一体どういうメリットがあるのかということについても、そういう視点でも説明していただきたいと思うんですが、いかがなものでしょうか。