浅岡美恵の発言 (経済産業委員会)

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○浅岡参考人 御質問ありがとうございます。
 二〇三〇年の目標が大変重要である、そしてそれが実現されることが大変重要であるということを先ほど申し上げさせていただきましたが、日本の二〇三〇年の目標は二〇一三年比、四三%、これを国際的な議論に合わせまして二〇一九年比で見ますと、三五%でしかありません。四三%といいますのも世界全体でのものでありまして、先進国はより多く削減することが求められている中、目標自身がもっと引上げが求められている、これは客観的な状況でございます。
 ところが、現在の対策では、私どもが見るところは、二〇三〇年の四六%削減の実現は極めて危ういと言わざるを得ないと思います。
 実効性のある対策はカーボンプライシング、炭素税などでありますが、それは今はなきに等しいもので、本格的にというのは二〇三三年とかいうような話でございますので、当面はそうした政策を欠いている。そして、再生可能エネルギーは二〇三〇年の目標も危ういのではないかと思われる最近の実情であろうかと思います。
 これは世界の趨勢から本当に大きく遅れておりまして、どうやってこれを加速させるような政策を、措置を取っていただけるのかと期待をしているところですが、ほとんどそこの前向きな議論は見られず、むしろ電力に、水素、アンモニア混焼をいかに進めるかという今回の議論が先行しているというのは懸念すべき状況ではないかと思います。僅かに二〇三〇年一%、二〇五〇年でも一〇%、そして二〇五〇年でもCCS頼みである、海外にずうっとエネルギー源を依存し続けるということは日本の経済の将来に合わないということを大変懸念しているところでありまして、まさに、省エネはともかく、再エネを増進するための政策を本当に強化していただきたいと思っているところです。

発言情報

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発言者: 浅岡美恵

speaker_id: 8173

日付: 2024-03-29

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会