中谷一馬の発言 (決算行政監視委員会)
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○中谷(一)委員 今後も難しいかじ取りが様々あるかと思いますが、一挙手一投足、マーケットや私たち国会も含めて注目をさせていただきたいということを思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、早速ではございますが、私からは、中央銀行発行のデジタル通貨、CBDC、セントラル・バンク・デジタル・カレンシーについて伺ってまいりたいということを思っております。
現状の越境決済は、国際的な送金インフラ、SWIFTを使う仕組みが主流でございまして、コルレス銀行を中継して送金元から送金先の銀行に届ける仕組みのため、送金には長ければ数日から一週間程度時間がかかるということがあります。その中でなんですが、やはり中継や送金の手数料が発生することから、日本銀行の分析によると、銀行経由で二百ドルを海外に送金する際にかかるコストは、二〇一三年から一九年の平均で二割弱に及びます。
こうした中で、やはり今、低コストで即時に決済できるような狙いで、日米欧などの中央銀行七行や民間銀行がCBDCを使った国際決済の実証実験に乗り出すとのことであります。
CBDCについては、植田総裁はフィンサム二〇二四において、我が国で一般利用型CBDCを導入するか否かは国民的な議論を経て決まるものです、日本銀行では、そのような議論に資するよう、技術面、制度設計面の検討を続けていますと述べられています。
そこで、まず、この国民的な議論を行うための材料提供として教えていただきたいのですが、CBDCを発行したら、暗号資産などデジタル決済手段にどのような影響を与えると考えていますか。垂直的共存、水平的な共存の観点を交えながら、御見解をお知らせください。