西岡力の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○西岡参考人 まず、一つエピソードを御紹介します。
 岸田総理に聞いたんですが、この連休にパラグアイに行かれたそうですが、パラグアイの大統領がブルーリボンバッジをつけて出てきた。これは驚きました。多分、在パラグアイ日本大使館が随分御尽力してくださったということだと思いますけれども、国際社会に対する働きかけの部分では、外務省そして在外公館がかなりのことをやってくださっているということを感じます。
 今回、私も訪米いたしましたが、国務省では、セキュリティーを通らないで別のところから入れてくれるんですが、そのために迎えに来てくださる実務者の人も全部ブルーリボンバッジをつけている。向こうに座っている人はみんなつけている。私たちがこのブリーリボンバッジをお分けしているんですが、アメリカ大使館からかなりの量の注文がありました。本国に送ってくださっている。
 拉致がある、日本が重要視しているということについては、かなり国際社会に広まっているのではないかと思います。
 そこで、次の課題として、私は、人権問題を解決するためには、人権問題があるということを教える段階、啓蒙する段階と、人権を理由に制裁をする段階、そして、その制裁を使う段階があると思っております。
 日本は、拉致問題があるので、国際制裁よりも強い独自制裁をしています。今、それを使おうとしています。国際社会は北朝鮮に厳しい制裁はしていますが、残念ながら、国連の安保理事会の制裁の理由に人権問題は入っていません。前文のところにヒューマニタリアンコンサーンという言葉が、これも日本の代表部の努力で入りましたが、理由には入っていません。
 一方、国連の人権理事会が任命した調査委員会で、北朝鮮に対する、人権侵害は人道に対する罪であるという報告書まで出ているわけであります。安保理事会で人権について話合いが久しぶりにあったことは大変いいことだと思います。つまり、強制力のある人権に対する制裁あるいは警告をもっともっとすべきではないか。
 韓国に対しては、韓国も拉致問題に取り組むと言い始めましたので、私は、韓国に行ったらば、日本は既に拉致という人権を理由に制裁をしていますよ、それを今使う段階に来ました。韓国も強い制裁をしていますが、人権を理由にはしていない。そこでも足並みをそろえたらどうですかと言ったらどうか、そのように思っております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 西岡力

speaker_id: 5754

日付: 2024-05-28

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会